今日、自宅で見た映画、『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』。



エディット・ピアフ~愛の讃歌~ (2枚組)/ジェラール・ドパルデュー,カトリーヌ・アレグレ,パスカル・グレゴリー

¥5,040
Amazon.co.jp
昨年のアカデミー賞でマリオン・コティヤールが主演女優賞を受賞した作品。
大人になってから晩年までのエディット・ピアフを演じきった演技には圧倒される。
他の映画での可愛らしい演技とは全く異なる、鬼気迫った、迫真の演技。
実際に映画の中で使用されている歌は、エディット・ピアフ自身の歌声を使用しているようだが、
歌い方、ブレスの取り方まで真似をした、というだけあって、表情から口の形まで、
実際に歌っているようにしか見えないほど。
声すらも、いつもとは違う、低い声になっており、彼女の変貌ぶりには脱帽させられる。
両親からの愛情を知らず、娼婦に囲まれて幼少時代を過ごしたエディット。
父親の大道芸一団と共に過ごすようになってからは、歌を歌い始める。
大人になってからも道ばたで歌を歌って生活していた彼女は、
ある時キャバレーで歌わないか、とスカウトされる。
事件に巻き込まれたり、親しい人との別れも経験するが、
彼女の歌声は素晴らしく、次第にキャバレーではなく、
コンサート・ホールで歌う歌手へと成長していく。
ボクサーのマルセルと知り合った彼女は、マルセルに妻子がいるにも関わらず、
彼に対して深い愛情を抱いてしまう。
お互い深く愛し合っていた2人だったが、マルセルは家庭を捨てることはなかった。
エディットはパリ、マルセルはニューヨーク、と別々の場所で生活している彼ら。
マルセルがエディットに会いに行くため、乗った飛行機が墜落してしまい、
マルセルは帰らぬ人に。
それから2度結婚を経験するも、マルセルより愛した人はいなかったようだ。
その後も歌うことへの情熱を捨てきれず、身体がままならない状態であっても、
ステージへ立とうとするエディットの姿は痛々しいながらも、情熱や信念を強く感じる。
最後のステージとなったはオリンピア劇場は、奇しくも彼女が名声を勝ち得た場所だった。
映画のラストで、エディットが癌で死去する直前に、思いがけなかったことを告白する。
彼女には娘がいたのだが、娘さえも病気で失ってしまった、と告白し、幕を閉じる。
繊細であるが故に、人とは違った行動を取ってしまう。
「ばら色の人生 / La Vie en Rose」などの名曲で美しい声を披露した彼女だが、
破天荒で、気性の荒い、気分屋な部分も多分にある。
見る人によっては、なんて我がままで面倒な人なんだろう、と思う人もいると思うが、
そこには常に愛情への飢えのようなものがあったように思える。
残念なのは、作品が140分と長い上に、映画の中で時間軸が前後するため、
エディット・ピアフという人の人生を順を追って理解するのは難しく感じてしまうこと。
英語圏の作品に慣れている人にとっては、マリオン・コティヤールとジェラール・ドパルデュー以外
知らない俳優ばかりだろうし、冗長的に感じるかもしれない。
前述したように、ストーリーには分かりにくい部分もあるし、
いわゆるハリウッド映画のような派手さもないが、マリオン・コティヤールの演技だけでも必見。




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昨年のアカデミー賞でマリオン・コティヤールが主演女優賞を受賞した作品。
大人になってから晩年までのエディット・ピアフを演じきった演技には圧倒される。
他の映画での可愛らしい演技とは全く異なる、鬼気迫った、迫真の演技。
実際に映画の中で使用されている歌は、エディット・ピアフ自身の歌声を使用しているようだが、
歌い方、ブレスの取り方まで真似をした、というだけあって、表情から口の形まで、
実際に歌っているようにしか見えないほど。
声すらも、いつもとは違う、低い声になっており、彼女の変貌ぶりには脱帽させられる。
両親からの愛情を知らず、娼婦に囲まれて幼少時代を過ごしたエディット。
父親の大道芸一団と共に過ごすようになってからは、歌を歌い始める。
大人になってからも道ばたで歌を歌って生活していた彼女は、
ある時キャバレーで歌わないか、とスカウトされる。
事件に巻き込まれたり、親しい人との別れも経験するが、
彼女の歌声は素晴らしく、次第にキャバレーではなく、
コンサート・ホールで歌う歌手へと成長していく。
ボクサーのマルセルと知り合った彼女は、マルセルに妻子がいるにも関わらず、
彼に対して深い愛情を抱いてしまう。
お互い深く愛し合っていた2人だったが、マルセルは家庭を捨てることはなかった。
エディットはパリ、マルセルはニューヨーク、と別々の場所で生活している彼ら。
マルセルがエディットに会いに行くため、乗った飛行機が墜落してしまい、
マルセルは帰らぬ人に。
それから2度結婚を経験するも、マルセルより愛した人はいなかったようだ。
その後も歌うことへの情熱を捨てきれず、身体がままならない状態であっても、
ステージへ立とうとするエディットの姿は痛々しいながらも、情熱や信念を強く感じる。
最後のステージとなったはオリンピア劇場は、奇しくも彼女が名声を勝ち得た場所だった。
映画のラストで、エディットが癌で死去する直前に、思いがけなかったことを告白する。
彼女には娘がいたのだが、娘さえも病気で失ってしまった、と告白し、幕を閉じる。
繊細であるが故に、人とは違った行動を取ってしまう。
「ばら色の人生 / La Vie en Rose」などの名曲で美しい声を披露した彼女だが、
破天荒で、気性の荒い、気分屋な部分も多分にある。
見る人によっては、なんて我がままで面倒な人なんだろう、と思う人もいると思うが、
そこには常に愛情への飢えのようなものがあったように思える。
残念なのは、作品が140分と長い上に、映画の中で時間軸が前後するため、
エディット・ピアフという人の人生を順を追って理解するのは難しく感じてしまうこと。
英語圏の作品に慣れている人にとっては、マリオン・コティヤールとジェラール・ドパルデュー以外
知らない俳優ばかりだろうし、冗長的に感じるかもしれない。
前述したように、ストーリーには分かりにくい部分もあるし、
いわゆるハリウッド映画のような派手さもないが、マリオン・コティヤールの演技だけでも必見。

