白「おはよー」
今日もいつもと変わらない1日が始まった
鞄を雑に肩から落とし席につく
白「はぁ…4階って…つかれたぁぁあ」
橋「それな」
白「あれ、早いね」
橋「飛鳥がさ…」
いつもより早く来たななみんに
声をかけながら机をずらす
橋「急に歩いて行きたいっていうから
早めに出たら早く着きすぎた」
ずっと好きだった人と付き合う事ができて
幸せそうな、ななみんを
半分妬みながら、半分喜びながら…
嫌味と尊敬の念を込めて
白「なんだよ〜朝からニヤニヤしちゃって〜
ずるいな〜いいな〜」
なんて、いつもより気持ち大きめの声で…
チャイムぎりぎりで教室に入って来たあの人の
耳に届くように
白(ラッキー…)
現文の先生は前から動かないから
窓側最後列の私の席は何をしていてもバレない
白(…)
しかし、こういう時は決まって眠れない
白(しょうがない…)
左手で頬杖をつき、
右手でシャーペンを持って
板書を写しているような体制をとる
自然と顔が傾き視線を右斜め前に移すと
白(あぁ…かわいい…)
私と七瀬の出会いは至って普通
普通すぎて逆に普通じゃないかもしれない