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 昨年9月にエチオピアで誘拐された日本人医師、赤羽桂子さん(32)の解放が確認された8日、家族や病院、出身の大学関係者は待ち望んでいた吉報に胸をなで下ろし、喜びをにじませた。誘拐が判明してから約3カ月。拘束状態が長引く中、家族らは赤羽さんの無事を祈り続けていた。

【エチオピア誘拐】赤羽さん無事解放 写真や地図入り

 赤羽さんの母千恵子さん(64)と兄千尋さん(34)は8日早朝、長野県伊那市の千恵子さんの実家で報道陣の取材に応じた。

 千恵子さんは「協力していただきありがとうございました。桂子には『よく頑張ったね』と声をかけてあげたい」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 千尋さんは「帰ってくることを信じていた。MDM(世界の医療団)から、解放されてケニア・ナイロビ行きの飛行機に乗ったらしいという連絡があったのは昨夜。桂子からと思われる電話も受けたが、電波が悪く聞き取れなかった。その後、外務省から連絡が入り、安心した」と話した。2人はMDM会員とともに9日にもパリに向けて出国する予定という。

 東京都港区のMDM日本支部では8日午前、スタッフが情報収集や報道陣への対応に追われた。ガエル・オスタン支部代表理事は「皆さんにご心配をかけたが、非常に喜ばしい話で胸がいっぱい」とほっとした様子を見せた。

 長崎大学はこれまで、赤羽さんが同大の大学院生であるかどうかなど一切コメントしてこなかった。しかし解放の情報を受け8日、同大医歯薬学総合研究科博士課程に在籍する大学院生と認めた。片峰茂学長は報道陣に対し「私たちが育てようとしている理想の人材。学長に就任してから一番うれしいニュース」と喜んだ。片峰学長によると、赤羽さんは、社会貢献活動として昨年4月から半年間の予定でMDMのエチオピア・ミッションに加わっていた。

 また、赤羽さんが卒業した富山医科薬科大(現・富山大)の同窓会は約1カ月前、中曽根弘文外相とエチオピア大使館あてに、赤羽さんの早急な救出を求める要望書を提出し、大学を挙げて無事解放を願ってきた。赤羽さんを指導した宮脇利男・富山大医学部長(小児科学)はテレビで解放を知り、「本当によかった」と胸をなで下ろした。宮脇学部長によると、赤羽さんは学生時代から小児科医療を志し、非常に礼儀正しくまじめな学生だったという。【渡辺諒、錦織祐一、青山郁子、前谷宏】

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