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 福岡市西区の小戸公園で小学1年、富石弘輝君(6)が殺害された事件は犯人に明確な殺意があった疑いが浮上している。母親(35)が離れたわずか2~3分で犯行に及んでいるうえ、首には細いひもを2重にして絞めた跡が残っていた。一方で、誰かが連れ歩いている目撃情報や悲鳴を聞いた者がいないなど謎も多く、福岡県警は目撃者探しなどに全力を挙げている。

■死角

 弘輝君は18日午後3時15分ごろ、母親と自宅近くの公園を訪れた。弘輝君はアスレチックコーナーにある遊具で遊んでいたが、同3時半ごろ、母親が近くのトイレに向かった。戻ったときにはすでに弘輝君の姿はなかった。この間、わずか2~3分だった。

 同4時25分ごろに弘輝君はアスレチックコーナーから十数メートル離れたトイレで発見されたが、この間に悲鳴を聞いた人は誰もいなかったという。周囲は木々も茂り公園内の「死角」だ。

 短時間で人目につかない場所、そして誰も悲鳴を聞いていないことに、元警視庁捜査1課長の田宮栄一氏は「土地勘があり、公園内で子供を物色していた可能性がある」と指摘する。

■凶器

 司法解剖の結果、死因は首をひものようなもので絞められたことによる窒息死と判明。首に2重にひもが巻かれた跡があり、強い殺意がうかがえる。凶器となるようなひも状のものは見つかっていない。

 弘輝君は首からGPS(衛星利用測位システム)機能付き携帯電話をぶら下げていたが、その携帯は、未発見のままだ。

 弘輝君が不明になった際に、母親らはGPS機能を利用して捜索した。このため犯人が犯行の発覚を防ぐ目的で捨てた可能性もある。だが、ストラップが凶器の疑いもあり証拠隠滅のため捨てた疑いもある。

 専修大名誉教授の森武夫氏(犯罪心理学)は「GPS機能付いていると予め分かれば、殺害前に電源を切り、探査できないようにしていたことも考えられる」とみる。

■「変な男」

 弘輝君はトイレの外壁と柱の60~70センチのすき間に体育館座りの格好でいる状態で見つかった。サンダルは脱げていた。強い力で絞め上げられた際に足をばたつかせ脱げたとみられる。着衣に泥の付着もなく発見現場で一瞬のうちに殺害されたとみられる。

 母親は「数日前に公園内で子供が変な男に声をかけられた」と県警に説明しており、県警は不審者の割り出しを急いでいる。

 田宮氏は発見時の体勢に着目し、「壁に押しつけたまま首を絞め、ずり落ちたことも考えられる」。その上で「変質者や家族に恨みを持つ者、子供同士のけんかの線など幅広い捜査が必要だ」と話した。森氏は「これまでに悲鳴がしなかったことや、誰かが連れ歩いている姿も見られていないなど非常に謎が多い。この謎を解くことが捜査のカギになる」としている。

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