4月は
映画の撮影で佐賀に一ヶ月滞在しておりました
作品は
『ら・かんぱねら』
九州佐賀の有明海で、海苔師一筋に生きて来た男は、ある日、フジコ・ヘミング演奏によるフランツ・リストの「ラ・カンパネラ」を聴いて、
感動し身を震わせた。そして決意する。「この曲を弾きたい!」
プロのピアニストも怯むほどの難曲、フランツ・リストの『ラ・カンパネラ』。
無謀だ、絶対無理、と妻や息子の猛反対を押し切り、音楽とは無縁だった52歳の男の、本気の挑戦が始まる。
日々苛酷な自然と闘う海苔師の仕事人としての姿を追いながら、
その一方で夢とロマンを求めて、ひたすらピアノに立ち向かった海の男の1年間。
海の男は、なぜ無謀と思われた「夢」を追い求めたのか?
その想いの裏には、反対する妻、息子、父親や仲間たちへの「愛情」と祖先から受け継いできた海苔漁という仕事への「誠意」と「誇り」があった。
こうと決めたらとことんやり抜く九州男児の心意気に感動し、彼を取り巻く悲喜こもごもの人間模様に共感しながら、
誰もが元気になり明日への希望を抱ける映画です。
脚本を読ませていただいた時は
とても素敵なお話で感動して
それが実話だと知って
さらに愛おしくなった作品でした
主演は伊原剛志さん
伊原さんの役にかける情熱が凄まじく
映画が始まる半年前から
音楽ゼロの経験から
らかんぱねらを弾くベく猛練習され
船もご自分で運転され
と
伊原さんについては語り出したらリスペクトが止まりません
佐賀での撮影は
海苔漁師さんが全面的に漁師の技術や作業進行をサポートしてくださり
らかんぱねらを応援してくださる地元の方々に支えられ
こんなにアットホームで幸せな撮影はなかったです。
皆様のおかげで無事クランクアップにこぎつけることができました
撮影休みの日には
佐賀をお散歩。
どんどんどんの森
標識で✖️3みたいな表現してるの初めてみたかもです(笑)
抜群の景色
もっと調べて色々探索したかったなーと言っても後の祭り。
東京へ戻る時
ずっと
支えてくださっていた海苔漁師のけんろうさんが作られた海苔をいただきました
パリパリした食感
程よい塩味
口の中に広がる海
おいしすぎる。
あっという間になくなりました
皆様どうぞ公開を楽しみにしていてくださいねー