鳩山くん兄弟が、税金を払うために、ママからお小遣いを貰っていたことが発覚しました。
二人合わせて48億円だそうです。

そして、ゆきお君は学級会での増税法案の取り扱いから、友達の小沢くんが退学してしまったことについて、学級委員の野田くんをボロンチョにけなしましたが、
僕は退学しないけどね
と、涼しい顔で言い切りました。
なぜなら、鳩山くんのママはこの学校の理事長先生だからです。
クラスの友達たちは、唖然です。

あいつは優しいママがいるからいいよな… と皆、思っています。
小沢くんも、お父さんは会社の社長さんでしたが、金持ちとは程遠く、万引きや恐喝で小遣いを得ては、服従と引き換えに分けてやり、子分を作っていました。
とても寂しがりやで、子分の何人かは家に泊まらせたりしていたので、福田さんという田舎の土建屋の娘を彼女にしましたが、愛想をつかして出ていってしまいました。
退学することを決めたのは、小遣いをやっていた子分たちが、言うこと聞かず、学級新聞に小沢くんの悪事をばらしたり、無視したりしたからです。

退学するときは、百人くらい連れて出ていくつもりでしたが、結果は半分。
それも、使えないやつばかり付いてきて、クラスの嫌われものの山岡君やチャラい女の子ばかりです。

新しい学校を作るんだ!と、息巻いて見たものの、このメンバーでは、来年進級できずに半分くらいはいなくなりそうです。
担任の輿石先生は、職員室で同僚に言っていたそうです。
腐ったミカンを巧く棄てる、捨てられても生徒に逆恨みされない、それが教師の腕ですよ、と。

日比谷線を銀座で降りると、恵比寿方面へと向かう乗客とすれ違うのだが、

東京広しと言えども、この駅から乗り込む、しかも恵比寿方面に帰宅するOLや奥様ほど美しい集団はいない。

秋葉原からつくばエクスプレスに乗り込むご婦人や、都営三田線で板橋へと帰宅する奥様と比べて
顔面偏差値が25は高い。
所持品の単価も、合計で20万ほど高いと思われる。

本当は別ルートの方が帰宅に便利なのだが、
銀座経由で帰ることを辞められない。

いつかきっと、電車に飛び乗ろうとする30半ばの美女と、降りようとする私が激突し、
大丈夫ですか?
からら始まるめくるめくロマンスが始まるに違いない。

その先を妄想しながら、今日も通勤に勤しむが


勿論、何事も起きない。

がんばれ、俺。

今、スペインが注目の的。
あらかたの銀行の格付けがダダサガリだったり
ワールドカップについでユーロカップでも大健闘中だったり
王室御用達のチョコレート屋が人気を博していたり。
上げたり下げたり忙しいが、そもそも、スペインって、そういう国です。

失業対策に使うから、祭りの予算を減らすと言えば、嫌だといい
明日の飯より今日の酒を望む国がスペインだということを、世界経済を仕切る偉い人は解っていないのだ。

でなければ、世界中の黄金を略奪するような国が、今のような問題児に成るわけがないし
私が大学生の頃、就職が決まった先輩たちは、初月給をもらう前から全額ローンで新車を買っていた。しかも金利は15%
5年で倍に増える良心的なサラ金並みの利率。

同級生は、就職して五年目に家を買った。
当時のレートで7000万円。
しかし、彼の年収は300万円。
頭金なしの、後は野となれ山となれローンで。

それでも彼は元気に夏の旅行計画を練りながら、放射能が怖かったら家に居候しろと言ってくる。
愛すべきおバカさん。


しかし、混迷の世界経済が本格的にクラッシュして、アメリカが飛び降り、ドイツが服毒、日本が縊死、中国が割腹するような事態に至っても
スペインはセビジャーナスを踊り、闘牛士に声援を贈っていると思うよ。

悩まない
考えない
悔やまない
学ばない。

これぞ無敵艦隊の秘訣だと思う今日この頃。

そういう意味で、野田も小沢も谷垣もダメで、鳩山は凄い。
小沢一郎がみたび党を壊すらしいが、それ自体にあまり関心はもてない。

むしろ今、民主党を割って、新たに政党を起こした時に、どのような名前をつけるかに、私の興味は向かっている。

かつて立党され消えていった多くの政党を並べてみれば、そのネーミングセンスの無さに唖然とする。

思いだしながら挙げてみよう。
新党さきがけ
新自由クラブ
市民リーグ
社民連
新生党
新党日本
日本新党
保守党
新保守党
新進党
民社党
みどりの党
税金党
スポーツ平和党
黎明
自由党
まだまだあるが、思い出せない。
この中で悪くないと思える名前は新進党だが、まさか再利用するわけにもいかないだろう。

政党の名前は理念を練り込んだものでなければ定着化しないし、キワモノでも支持はまず得られない。
ましてやカタカナは絶対に失敗する。

おちゃらけても与党にはなれない。

なので、新党グッチ、日本めちゃイケ党などはボツなのだ。


名前で全てがわかる。党首の顔が類推できる。そんな名前こそ即効性がある。

私は提案します。

豪腕小沢新党という名前こそ相応しい。

あるいは、
日本頑固党。

約束を守る!ということで、怪しい錦のみはたを振り回すしかない追い詰められたラストチャンスには、頑固一徹を全面的に押し出せばいい。

ウグイスは使わず、カラスの親爺か、星一徹の声を借りて怒鳴り倒す。
討論会では激昂してテーブルをひっくり返す。
キャッチコピーは

駄目なものは、なんと言おうとダメじゃ!

小沢ガールズにはお姉さんのように柱の陰でしくしく泣かせ、
ヒドイ、野田さんも谷垣さんも私たちを苦しめてばかり…泣
とだけ言わせておけばよい。

目玉候補は怒り新党幹事長のマツコ・デラックスを起用。
きっと、60議席は獲れると思うよ。
ケンタッキーで酒を飲む。
これをしたいと思っている人は意外に多いのではないか。
熱々のまだ湯気が立ち上っているチキン、食欲をそそる豊かな芳香を鼻腔一杯に嗅ぎながら
パリバリした皮の旨味と、肉汁をきっちり閉じ込めた桃色肉を噛みしだき、

うめぇ♪

と、感涙一歩手前のところで、
ほどよく冷えたビールを ぐびぐびっとやる。


うめーーー!

となること請け合いだ。

しかし、これは容易ではない。
ケンタの店にはアルコールは置いていないから。
必然的に、テイクアウトして自宅ですることになるのだが、
一瞬であっても箱に入った時点で、あの皮のパリバリ感は失われ、期待値が高すぎる分だけ落胆も大きい。

3500万ケンタッキーファンの積年の夢が叶う場所、通称?大人のケンタがオーブンしたのは、日経の小さな囲み記事で知った。

初日に行くべきだったが、大人には事情というものがあり、行こうと思ってすぐ行けるわけでもない。
そこで一月後に満をじして出掛けた。

旨かった。
飲みに飲んだ。
はしゃぎすぎた。


お会計


人生ではじめて


ケンタで




六万、払った。