TVプリキュアシリーズについて語るには幅広くかつ深い知識が必要とされるので、はたして思い付きで語っていいのか?自分の考えは片寄っていないか?はなはだ疑問ではありますが、そんなこと御構い無くやってみます。
1、女児向けアニメである
2、伝説の戦士である
3、基本主人公は中2女子
4、変身する
5、変身アイテム、追加アイテムがある
6、妖精がいる
7、攻撃は肉弾戦と浄化技
8、ダメージを受けるときは顔以外
9、基本味方側の男性キャラは戦わない
解説
1
言葉通りである、あまりの完成度の高さとクオリティ故に一部に勘違いしている輩がいるのはしかたがないが、プリキュアは女児達のために作られているアニメである、それゆえの配慮が随所に垣間見れる。
2
どんな伝説か謎が多いが、いやそれには突っ込んではいけないのだが、とにかく伝説の戦士なのである。
「語ってはいけない伝説」という大人の都合の解釈でよいと思うが、作品によっては過去にもプリキュアがいたことを示唆する描写がある。
3
思春期真っ盛りのキャラが設定上色々やりやすいとのことで、主人公は中2。ただしMH(マックスハート)では進級故に中3、GoGoでは季節は巡っているが年を取っていない御都合主義を採用。
4
伝説の戦士に普通の女の子が変身します。人を思う心があれば誰でも女の子はプリキュアに変身できるようです。変身様式は作品によって違うが変身前の掛け声と終りの名乗りを挙げることは共通。
初代~SS(ルミナス以外)はヒト2人妖精2匹が必要な「初期型」、ルミナス・フレッシュ・ハートキャッチ(ムーンライト以外)・スイート・ドキドキはヒト1人妖精1匹でできる「妖精協力型」、5・GoGo・スマイル・ハピネスは妖精を必要としない「妖精分離型」、ムーンライトは妖精分離型ではあるが特殊で自分自身で変身アイテムを亜空間から召喚してしまう「変身アイテム召喚型」。
ここで間違えやすいのがフレッシュ、変身アイテムには鍵の妖精が入っいるので妖精協力型に含まれます。
SSでは後半ヒト2人に対し妖精4匹のように見えなくもないが変身に必要な妖精は2匹であって他の2匹は風月属性追加の為だけである。
例外と言うのも怪しいが例外は2つあり、ヒトと妖精の中身が入れ替わった状態での変身。
フレッシュでは見た目ヒト中身妖精での変身、スマイルではその逆がある。映画ではヒト1人に対し妖精2匹の変身がある。
なお変身できる条件さえ満たしていれば場所、年齢に制限はない。
ハピネスチャージのみコスチュームにデフォルトで飛行できる機能が付いている。
プリキュアは基本正体不明の戦士で変身モノではよくあることだが、プリキュアサイド敵サイド以外のキャラクターに正体を明かす作品もある。
5
変身するためのアイテム、強化や上位技の用の追加アイテムが物語途中に出てくる。
これに関してまことにいただけないのが、劇中でアイテムを使う前にCMでアイテムを紹介してしまう場合があること、これにはホントガッカリだぜ…。
アイテムの登場は製作側の玩具売り上げという目的のために、世間で言うボーナス前後、子供の長期休み前、クリスマス前、などを狙ったかのように出現し、親の財布を悩ませるのであると予想できます。
6
サポート、ストーリーの導き手、妖精自体が変身アイテムになる、変身アイテムを出す、人間に変身する、その他色々こなします。妖精には戦闘力は皆無で戦闘には参加しないが身を呈してプリキュアを守る場面や敵の顔に張り付くなど小賢しい動きで敵を翻弄する事が多々ある。しかし例外も有り、でラケルは妖精でありながら敵を吹き飛ばす体当たりをしたり映画ではダビィが格闘をする。
7
基本武器を使わず打撃系の技か投げ技などで戦う(ルミナスは物理攻撃はしない)。
例外的にブラックの鉄パイプ、、アクアの水の剣サニーの竹刀、ビューティーの氷の剣、ハートキャッチ・ハピネスの小技やハニーリボン等々がある。
浄化技は基本エネルギー波系の技か体当りなどの接近技であり、前述にもあるが技を出すためのアイテムを使う場合もある。アイテムの出現にはプリキュア側が意図的に出せず妖精の協力が必要な場合がある。
浄化技は追加アイテムやフォームチェンジで変化する、また最終回限定の技がたいがいある。
8
ダメージを受ける描写で殆どを占めるのが、吹き飛ばされたり壁や地面や柱や木に叩きつけられるか体の絞めつけであり、顔面への攻撃は何が何でも避けるかガードで防いでいる。
精神攻撃もある。
映画では顔への攻撃や流血する例外有り。
SSのみ叩きつけられた場合演出でバウンドを表す光りが出る。
9
男子は基本戦闘に参加しないが、カオルちゃん、ジョナサン、聖司は例外的に参戦している