【注意】 どの滝に逢いに行くコースも
季節、天候、水量、気の緩み等で大事に至る事もあります。
行かれる方はお気を付けて自己責任でお願いします。

◎ 2019年8月24、25日 メンバー 単独 
ヤマビル遭遇しなかった。


※ 前の記事 『◆ 勝山市 皿川の滝 ① 一の滝』の続きです。
 

<今日の一枚>
・ 皿川 二の滝



● 福井県勝山市荒土町新道 皿川
  皿川 二の滝(仮) に逢ってきました。


<ジャンル>
変態滝マニア系。 新滝開拓系。 バリエーションルート系。
沢登り系。


<ナビ設定位置(N)>

https://yahoo.jp/V3Tqlg


<参考ルート>




<前書き>
この皿川には滝マークが3つもある。
検索しても出てこないので2つ目も行ってみよう!!♪


・・ということで性懲りもなく2週間後にやってまいりました。


<装備>
ヘルメット


<行程>
またもNに駐車して左岸を歩く。


三の滝まで直線距離で2.8Km。


出発は少し遅いが何とかなるだろう・・。


一の滝を通り越して地図上に破線があるのでそこまでは・・いやその先も案外道はあるのだろう。


と思った先から蔓系の藪がひどくなり苦痛になってくる。


地形図を見て二の滝までのルートとして尾根を登りP824を通り

二の滝に行けるのではないだろうかと藪漕ぎを嫌い登っていく.

 

 

しかし尾根か谷かわからない感じでこれもきつい。(紫ルート)


250mほど登ったところで人の手の入った杣道発見。


かといって明確な道はない。


時折、対岸に大きそうな滝が遠くに見える。


あれが二の滝なのか・・


ちょっとテンションが上がる。


そこからも簡単ではなかったがなんとかP824に到着した。


小休止を入れて沢を目指す。


先ほどの二の滝をわずかに見ながら谷に降りた。


あとは沢登りをすれば二の滝に出会えるはずだ。


大きな難所もなく滝マークのところについた。


・ 二の滝 



・ 二の滝 



・ 二の滝 




・ 二の滝 



・ 二の滝 



・ 二の滝 滝壺の中。



見栄えのする斜瀑の2段滝でした。


¦ 総合評価     3 (5段階評価)
¦ 高さ        8m [測] ※
¦ 片道時間     330分
¦ 危険度       4
¦ 自然度       4


良い滝なのですが遠望で見た大きな滝とは明らかに違います。


もしや沢に降りたのが遅すぎてその滝を巻いてしまったのか!?


ショーーーック!!! えだ2痛恨のミス・・"( >0<)"


見逃さないようにしていたつもりなのに・・

 

 

状況確認のためドローンの『プチえだ2』発進!

 

 

下流の状況がもう一つ掴めず何の収穫もなくご帰還。




ピーク通過の尾根ルートなどで時間を330分も費やしてしまいました。


この時すでに3時でした車に戻るにはぎりぎりでした。


この上流の三の滝も見たい。


引き返して後日、またこの行程を来るのもつらい。


ツェルトはある。


水は川の水で賄える。


食料はおにぎり1個、カロリーメート1箱、ソイジョイ1本、アメちゃん少々。


何とかなるな・・


アルコールがないのは悲しいが仕方ないか・・


野営決定!!


二の滝はどこからでも登れそうでしたが念のため左から巻きました。


沢登りしながら考える。


下界の昼間は35℃だったので寒さは問題ないだろう。


焚火も楽しみだな~。


あ!マットがない。


ええ場所探さな背中痛いだろうな~。


小滝に癒されながら平らで薪のあるええ場所を探す。


薪はあるけど平らな場所が見つからない。


そうこうしていると三の滝の少し手前で平らな一張り分の場所発見。


今までなかったのにこんな平らなところあるんだと思うくらいうってつけの場所です。


ラッキー♪


ただ残念ながら近くに薪になりそうな乾いた枯葉や木もなく

テン場の遠くで焚火するのも危険が多いので諦めました(◞‸◟)クスン・・


時間も時間なので三の滝は明日にするとしてまずはベッドメイク。


小石などを除けて地面を平たくして

 

ツェルトを張って完成!


焚火ができないことはあったが

アルコールの無い野営は初だ。


今度からはペットボトルに焼酎入れて携帯しようと心に誓った(-_-;)

 

 

そして空しい長い夜を過ごす。



スマホに入れてある情報を見たりお勉強したり・・

お!麻雀ゲームは圏外でもできるんだ^^


とかなんとかしているうちに夜も更けてきたので寝る・・・


・・・


・・・


ゾクッ!背中が寒い・・


常備しているコンパクトなダウンと合羽を着る・・


下界の昼間は35℃だというのに・・・


温度計は18℃・・・


それ以上に寒い・・・


・・・


あかん、まだ寒い・・


!!そうだNASAがうんぬんのレスキューシートがこんな時のためにあったのだ!(銀色だよ)


寒さから逃れられるぞーーー!!!


・・・


寒い・・・


シートの中はあったかいのに・・背中が・・

 

 

地面に接するところが・・・さ・む・い・・


地面は・・地球は・・自分の体温くらいじゃ温まらないか・・


標高900mだもんな・・・


山をなめたらあかんな・・・


・・・


うっ!凍えそう・・・ (((寒゚゚Д゚゚寒)))


・・・


やばい・・・


接する面?


そうか!ツェルトの下に枯葉を敷けばいいんだ!


・・・でも枯葉は無かったよな・・・


ん?生の葉っぱは???・・・


(;゚ロ゚) ピコーン!! いけるかも!!


夜中の1時15分。


そこらの草や木から生の葉っぱをちぎってはツェルトの下へを何度も何度も繰り返す。


生の草木さん。ごめんなさい -人-

 

 

※朝、ツェルトを除けたとこ。




寝てみる・・・


寒くない・・


・・・


・・・


Z Z Z Z Z Z・・・




※ 滝の高さを測定できたものに[測]と記入しています。
 測定器 BOSCH レーザー距離計 / GLM 100C









ほな、またお逢いしましょう♪



― おしまい ―