【注意】 どの滝に逢いに行くコースも
季節、天候、水量、気の緩み等で大事に至る事もあります。
行かれる方はお気を付けて自己責任でお願いします。
◎ 2017年11月3日(金)晴|曇 メンバー単独
ヤマビル遭遇しなかった。
● 長野県佐久市春日 鹿曲川
春日渓谷の滝 に逢ってきました。
<ナビ設定位置>
ゲートがあるので手前に駐車。

https://yahoo.jp/RqEqyS
<参考ルート1>

ナビ設定位置(N)から電チャリで

荒れ果てた林道を


難儀しながら進みDにデポした。

<参考ルート2>

滝名を特定するにあたり「小木森滝」でご一緒させていただいた
こだるさん の記事があり大変助かりました。
<前書き>
新年早々のめでたい内容ではありませんが
戒めを込めて記事にします。
タイトルに「2017年最大のアクシデント!」とありますが
最大のアクシデントといえる事件でした。
<装備>
ヘルメット
<行程>
いかにも人が立ち入っていない様相の渓谷は今にも

入れていつでも吹きかけられるように準備しました。
沢に入り

しようと川に近づくと左岸に僅かな道を発見し登って行けた。
その際に俯瞰できるのが渓流瀑の
・ ふり袖の滝

1つ目の滝はつまらなかったので先が思いやられます。
¦ 総合評価 2(5段階評価)
¦ 高さ 5m
¦ 片道時間 15分
それを越えたところから滝が見えます。
・ 小天狗の滝

・ 小天狗の滝 上段

支流になりますがきれいな滝です。
¦ 総合評価 3(5段階評価)
¦ 高さ 15+8m[測] ※
¦ 片道時間 25分
本流に「小太郎滝」があるようですが
小滝ばかりでどれか分かりませんでした。


そこからが厄介な道になり高巻きから沢に降りるのですが
僅かな岩のくぼみに掴まり降ります。
左に支流の滝が見えましたので登って行くと
・ 義経の滝

・ 義経の滝 接近

支流の滝の方が目立ちますね。
¦ 総合評価 3(5段階評価)
¦ 高さ 25m
¦ 片道時間 45分
「さんしょう滝」の看板はありますがどれでしょう。

続いて
・ 乙女天狗の滝

¦ 総合評価 2(5段階評価)
¦ 高さ 20m
¦ 片道時間 55分
そこから尾根を登り沢から遠ざかります。
小地獄やら楽々街道を越えて沢へまた降りて行きます。
濡れずに沢伝いを進むと幅広のきれいな流れが
・ 御鹿の滝?

・ 御鹿の滝?

¦ 総合評価 3(5段階評価)
¦ 高さ 14m
¦ 片道時間 85分
それを越えるとまたも幅広の滝が続き

撮りながら登って行くと
・ そうめん滝 前衛滝と

・ そうめん滝 前衛滝と

正面からも撮ろうとカメラを持ちながら小さな斜面に
左足をかけたところ滑って軽く転んでしまった。
痛くは無かったのですが
その時にブシュッっと短い音が聞こえました。
カメラを持っていたのでレンズが壊れたのかと慌てて

(脱いだ後)
真っ赤に染まっています。
下血?
いいえ、サイドポケットに入れていた
熊スプレーが破裂したのです。Σ(`д´*ノ)ノ
アルミ製の様で倒れた際に熊スプレーの側面に
岩が当たり破裂したようです。
保護ケースにも入っていたのですが側面は弱いのでしょう。
唐辛子系と聞いていたので早く処置をしなければと
即座にフルチンになりました。
寒いとか恥ずかしいとかなんか言っている場合ではありません!
冷たい川の水で何度も洗いますがなかなか取れません。

撃退用なので粘り気の強い液体も
この場でできる限りの応急処置をして帰路につかなければ!
ただあの危険な場所をフルチンで帰るわけにもいかないので
ズボンとパンツも洗い仕方なく履きました。
徐々に熱くなっていく下半身・・(エロネタではありません!)
しかしこのまま帰っては滝屋の名に傷がつきます!
そう!
正面から撮らなければならないのです。( ・`ω・´)b
・ そうめん滝

・ そうめん滝

熱いのを越して痛くなってきましたが・・良い滝です。
¦ 総合評価 3(5段階評価)
¦ 高さ 20m
¦ 片道時間 95分
¦ 危険度 4
¦ 自然度 5
超激痛をこらえながらの下山です。
毛細管現象か、徐々に
チ〇コとコー〇ンまで痛くなってきました、
意識していないのですが歩を進める毎に自然に
『痛いよー』と言ってしまいました (ノД`)
65分ほどで電チャリに着き
遅い時間に入渓しましたので電チャリで

万が一、スプレーが顔にかかっていたら下山できずに
ツェルトで野営しなければならなかったと思います。
林道もところどころ凍っていましたので
朝まで体がもったでしょうか。
最悪にならなかっただけでも良かったと思います。
ちなみにぬるま湯でもかけると痛いので
3日間まともに風呂に入れませんでした。
◎ 熊スプレーをお持ちの方へ
恥ずかしい話、自分は危険物を持ち歩いているという
自覚がありませんでした。
即、臨戦態勢に入らなければなりませんが
暴発しないようにお気を付けください。
※ 滝の高さを測定できたものに[測]と記入しています。
測定器 BOSCH レーザー距離計 / GLM 100C
ほな、またお逢いしましょう♪

― おしまい ―