【注意】 どの滝に逢いに行くコースも
季節、天候、水量、気の緩み等で大事に至る事もあります。
行かれる方はお気を付けて
自己責任でお願いします。

<注記>
BOSCH レーザー距離計 / GLM 100C
  で滝の高さを測定しています。

ただ屋外なのと日中は測定が困難なことが多いですが
測定できた滝の高さの後に [] と入れています。

2017910()曇 メンバー 単独
ヤマビル遭遇しなかった。


● 鳥取県鳥取市青谷町小畑 日置川
  稚児ヶ滝 に逢ってきました。


<ナビ設定位置>
日置川の奥。

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https://yahoo.jp/yeytO3


<参考ルート>

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<装備>
ヘルメット


<行程>
ナビ設定位置(N)から上流方向に向かう林道に入り
100m強行くと右に曲がり日置川上流へ進み
200mほどで車が進めない感じのところに駐車。


身支度をしていると
軽トラで地元の男性6名ほどがやってきた。


この時点で自分は滝マークのある「メリ岩滝」に
行くつもりでしたので滝の事を聞くと皆「???」でした。


年齢的にも60歳までくらいの若さでしたので
滝の事はご存じないのかな~と
あとは滝マークのところに行くしかないと思いました。


彼らは「良いものを採りに行く」と含みを持たした
笑みで駐車地点から地図にない
荒れた草だらけの林道を少し行ったところで
日置川に入渓していきました。


「良いもの」に興味がありましたがああ言われると

妙なプライドのある自分はなんとも聞きづらい。(+o+)


自分はその林道を進みましたが道は
日置川左俣支流の上流に向っていくので林道を外れ

尾根を回り込むようにメリ岩滝を目指そうとしましたが
笹の時はまだしも蔓系の草が多すぎて
なかなか前に進めず不甲斐なく高度を下げ
河原に降り立ちました。(紫のルート)


5mほどの滝を

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写しながら
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遡上すると何やら
人の声がするので上流を見ると遠くに人が見えます。


急いで登って行くと先ほどの方たちが
栃の実を拾っていました。

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楽しようと林道で来ましたが
沢登りの方が早くて楽なようでした。


そして「良いもの」とは「栃の実」だったようです。


栗ならまだしも栃の実は処理が大変そうなので
自分にとっては「良いもの」じゃなさそうです。


道の駅で栃餅をいただくので十分です。


改めて滝の話を聞くと上流に「稚児ヶ滝」と
地元で呼んでいる滝がありその上流は
平凡な沢になりその先に滝は無いとのこと。


再度「メリ岩滝」の事を聞くと「メリ岩」という岩は
日置川の左俣にあるそうですが滝は無いそうです。


栃の実を拾っている方を横目に上流へ行きます。


滝マークのところには10mほどの連瀑があり

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それを越えると個性的な流れの

・ 稚児ヶ滝

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・ 稚児ヶ滝

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・ 稚児ヶ滝 右岸の板状節理も見ものです。

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・ 稚児ヶ滝 上から見たひねり。

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地元の意見を尊重し「稚児ヶ滝」とさせていただきました。

¦ 総合評価      3(5段階評価)
¦ 高さ       11m[]
¦ 片道時間     115分
¦ 危険度       4
¦ 自然度       4

※沢登りをすれば危険度も少なく時間も短くなります。


上流は言っていた通り平凡な流れになり
植林もありました。


<考察>
地理院さんが地図作成時に日置川左俣に

「メリ岩」と書こうとしたが
本流に滝マークがあったので
「メリ岩滝」と誤記っちゃったのかな?


しらんけど・・・


ほな、またお逢いしましょう♪



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― おしまい ―