【注意】
どの滝に逢いに行くコースも
季節、天候、水量、気の緩み等で大事に至る事もあります。
行かれる方はお気を付けて自己責任でお願いします。
◎ 2016年10月22日(土)曇/雨
メンバー えだ1(嫁)と2人
ヤマビル遭遇!
● 和歌山県田辺市本宮町静川 大塔川 大杉谷の
大杉滝 に逢ってきました。
<ナビ設定位置>
林道の大杉谷あたりのじゃまにならないところに駐車。

http://yahoo.jp/2mau5u
<前書き>
「関西の沢登り 南紀の沢」を見ていたら
2013年に大杉谷の出合下の滝だけ見て
その上流にある大杉滝を見に行っていないことを
思い出し日帰りのところを1泊で行ってみた。
「紀州の滝340」の名前に沿って記事を書きますが
名前のある滝なのに写真はネット上では
皆無と言っていいのではないでしょうか。
<装備>
ヘルメット
<行程>
林道に道具をおろし準備していると
えだ1のリュックにヤマビルが這い上がっていた。
いきなりのお出ましにえだ1がパニック!!
ここに居ることは知っていたが10月も終盤で
この時の気温も15℃・・・たくましいな~。
ヤマビルを見て行かない!というえだ1に
もういないからとわかりやすい嘘をついて
騙して何とか出発 ( ̄ε ̄;)ナワケネーダロ
まずは2013年に写した
・ 大杉谷出合下の滝 5m 2013.2.23

・ 大杉谷出合下の滝(下)と
大杉谷出合の滝(上) 5m 2013.2.23

ここからが本番です。
林道の大杉谷の出合のところにある岩の
左側からロープが垂れていますので
そこから大塔川に降ります。
さっそく濡れます。

自分がわざと深いところに入って川遊びを
楽しんでいたところいつもは胸ポケットに
入れているスマホをズボンのポケットに入れていた。
濡れてしまったのでヤバイと思いながらも
防水だからだいじょうぶやろとスイッチオン!
画面はついたのですがタッチしても反応しない。
そして見る見る画面が暗くなってゆく・・・・
OH!! OUT!!
ショック受けながらも遡行を続けます。
すぐ下流に先ほどの大杉谷出合の滝があります。
・ 大杉谷出合の滝 落ち口から

大塔川と大杉谷の両門の滝となっていて
大杉谷のF1と言えます。
そこから大杉谷に入ると形の良い滝が落ちています。
・ 大杉谷F2 10m

・ 大杉谷F2

ここは右岸から大きく少し危険な高巻きでF2の落ち口へ。
・ 大杉谷F2の落ち口から俯瞰

そこから上流直ぐは右に曲がり
大きな滝壺とF2と似た滝があります。
・ 大杉滝 遠景

・ 大杉滝

・ 大杉滝

大杉谷F2と同水量なのに迫力があります。
¦ 総合評価 3(5段階評価)
¦ 高さ 10m
¦ 片道時間 30分
¦ 危険度 4
¦ 自然度 4
遠くからは上段が見えていました。
F2も端正で似たような規模なので
名前があってもいいのではないかと思いました。
この高巻きは一度、F2の
落ち口あたりまで戻り左岸を登ります。
途中に下流方向に道っぽいのがありましたので
もしかしたら左岸にF2へ通ずる道がありそうな感じがしました。
ズンズン登り尾根を進みます。
高巻きばかりでは滝が分からないので進路を
左の谷側へトラバース気味にコース取り
沢に降りられそうなところを降りました。
そこから下流が楽しそうな地形に見えたので
見てみると小滝の連瀑ですが樋状で
うねっていてとても登れそうにないイケズな地形でした。


中途半端に沢に降りると間違いなく危険な所か
高巻きを迫られるところでした。
めったにないことですがまぐれで
良い位置に降りることができました。(+o+)
そしてへつり

そしてちょっとしたナメ

さらに登ると谷が右に曲がり高さこそないですが
大きな滝壺の印象的なつるつるきれいな滝。
・ 3m滝

きれいな水~~~。

右から越えたところで少し時間は早いですが
野営適地を見つけたのでテン場とします。
ちなみにここまでの工程では居そうな場所を
通った割にヤマビルは見かけませんでした。
ウソガバレテナイ・・・(*´ 艸`*)
そして
冷やす!

和歌山だもんね~♪
テント!

焚火!

酒盛り!

焚火焼きソーセージが最近のマイブーム。
ウトウトもするわな。

良い感じで時間が過ぎて行っていたのにちらほらの雨が・・・
やがて本降りになりえらいこっちゃと思案して
防寒用として持ち歩いているアルミの
NASAシートを木の枝などを利用して
ターフ替わりにして快適になりました。

そして今日も例外ではなく夜が更けていきました~。
ほな、またお逢いしましょう♪

― おしまい ―