【注意】
どの滝に逢いに行くコースも
季節、天候、水量、気の緩み等で大事に至る事もあります。
行かれる方はお気を付けて自己責任でお願いします。
◎ 2016年10月16日(日)曇 メンバー 単独
ヤマビル遭遇しなかった。
過去に上流で遭遇。
● 滋賀県東近江市和南町 愛知川渋川
渋川七滝 に逢ってきました。
<ナビ設定位置>
愛郷の森から約800m南に下った
三叉路のじゃまにならないところに駐車。

http://yahoo.jp/iIwclN
川へ向かう林道には車止めがあります。

<前書き>
かねてから気になっていた
キャニオニングで有名な渋川七滝。
書籍「近江の滝」にも載っていたが
6ページにわたって記述はあるが詳細は不明で
ちっちゃな二の滝の写真と大きな河原の写真。
滝の本なのに変なのと思いながらも
難度が高いのは覚悟して行ってみた。
この時期ですが濡れることも仕方ないかな。
駐車位置で装備していると林道奥から
地元の旦那さんがやってきて挨拶をする。
マッタケ採りで1本しか収穫できなかったそうだ。
あわよくば自分も採れないかなと思ったが
結果的にはゼロでした。
滝の事を聞いたが小さい頃に行ったが川遊び程度だという。
林道から行くより100mほど北に道があるから
そちらの方が川に降りやすいと
教えていただいて行ってみた。
行けるかは未確認ですが
結果的にはもっと上流の方が良いと思います。
滝の名前は明確になっていないようですので
全行程を踏破して小滝も含め精査した上で
名前を付けました。
あくまで個人的な主観で「えだ2案」です。
堰堤にも便宜的に番号を付けました。
一部内容(七の滝前後)を変更しました。
<装備>
ヘルメット
<今回の参考ルート>

<行程>
道は最初は荒れてはいるが軽自動車幅ほどあり
徐々にぬかるみ小道なってきた。
そのまま行くと下流に堰堤1のある川が
見下ろせるところに着き崖になっている。
少し上流に行くと対岸に渡る鉄橋があり
その横にスロープ状になっていて
教えていただいたように簡単に河原についた。
気持ち良く河原を歩くと堰堤2があり両岸とも
簡単に登られそうになかったが右を選択したら
結構怖かったので左の方が良かったのかもしれない。
河原歩きを少しすると両岸が迫り

左の岩は登れそうだなと思いながら
右の高い壁にロープが下がっているのを発見!

それを借りて登ると直ぐ左下に滝が見えた。
第一の滝を逃すわけにはいかないので仕方なく
先ほどのロープから降りて左の岩を登るとすぐに
・ 一の滝 3m

またロープまで戻るのもしゃくなので
左の壁を登り高巻こうとしましたが
案外厳しかったのでおめおめとロープまで戻りました。
高巻いた岩の上を進むと見下ろす位置に
大きな滝壺を備えた迫力のある二の滝をがあります。
岩場を降りて滝前に立ちます。
・ 二の滝

・ 二の滝 右から

・ 二の滝 左の岩も良い感じ。

・ 二の滝 右の岩はもっと良い。

滝壺ん中。 この時期枯葉は多いですが水もきれい。

この谷一番の見どころの滝です。
¦ 総合評価 3(5段階評価)
¦ 高さ 8m
¦ 片道時間 50分
¦ 危険度 4(堰堤②越え、それ以外は3)
¦ 自然度 4
左の岩にロープがありますので使わせてもらいます。
・ 二の滝 落ち口も水の盛り上がりがおもしろい。

その先に2m滝

少しばかりイマイチなのと
これを三の滝にすると計算が合わなくなるので却下!
その先に
・ 三の滝 3mCS

その先に
・ 四の滝 3m

そこから少し行くと唯一の支流の
・ 五の滝(堀越の滝) 20m

・ 五の滝(堀越の滝)

あとで地主の旦那さんに林道で出合い伺うと
堀越と言う名はこの辺りの地名だそうです。
でもなんで一番高いと言えども本流の滝でもないのに
サブネームがあるんでしょうね。
そしてそのすぐ横にハングした岩の下に
・ 六の滝 2m

・ 六の滝



六の滝の左の岩を少し危険ながら登り上流へ。
六の滝から少し行くとゴルジェっぽいのがあり

その奥に
・ 七の滝 4m

これで1~7まで寸法が合いました。( ̄▽ ̄;)/
一の滝から七の滝まで直線距離で
およそ250mの滝群でした。
なんどか濡れましたがち〇こあたりで
済みましたし冷たさは
真夏の深山の淵の方がよっぽど冷たいですよ。
昼飯込みで出発から140分でした。
林道から一の滝のロープのところあたりを
降りれば不要な堰堤越えも無いので
更に30分は短縮できると思います。
本来なら七の滝から少し上流にある橋から林道に出て
歩いて車まで帰っても30分程度でしょうか。
ですので2時間強もあれば超余裕のコースで
沢登りとしても初級程度だと思います。
ここでよせばいいのにこの先にも
滝は無いのだろうかと思ってしまう悪い癖。
病気だよね~。
そこから永遠と何の収穫も無く途中で
「グリーンランド永源寺」で渓流釣りを
している方が居て釣のじゃまはできないので
止む無く右岸を無理からの高巻きもあり
堰堤を5個も越え林道終点の散々な感じで
「鳴野橋」で遡行をやめて林道を歩いて帰りました。

すでに藤切川になっていました。
計算すると3時間以上は無駄な時間を費やしました。

収穫と言えばこの辺りの地主の方に滝の話を
伺えたのとアサギマダラに出逢えたことでしょうか

。アサギマダラ

あと堰堤の場所も記録できたので良かったと思います。
ヽ(o`Д´o )ノ イミネーシ!!
ほな、またお逢いしましょう♪

― おしまい ―