【注意】
どの滝に逢いに行くコースも
季節、天候、水量、気の緩み等で大事に至る事もあります。
行かれる方はお気を付けて自己責任でお願いします。
◎ 2016年10月10日(日)晴 メンバー えだ1(嫁)と2人
ヤマビル遭遇しなかった。
● 奈良県十津川村七色 十津川右岸 橋の谷
布引滝 に逢ってきました。
<装備>
ヘルメット
<行程>
昨日は何とかテントを張ることができて
一晩を山中で過ごすことができた。
朝食を済ませテントをたたみながら
えだ1に脚の具合を聞くとましになったという。
布引滝に行ってもいいと言うではないか。
おそらく痛いのに水量の多い布引滝に行きたいという
・・・
ほないこか!(≧▽≦)ノ
地形図を見て布引滝のある位置に目星をつけてできるだけ
谷から離れないように高巻きを続けた。
尾根を越えたところで突然、大きな滝音が聞こえその方向をよく見ると
木の合間に相当高いと思われる白筋が見えるではないか!
その方向へ斜面を降りて行くと大きな滝でこの谷には
案外簡単に、かつ滝前にも来ることができました。
『やった~~!!』
・ 布引滝

・ 布引滝 広角でないと全貌が収まりません。

・ 布引滝 接近!

・ 布引滝 青空と

・ 布引滝 最接近!

・ 布引滝 青空と

直下から見ると縮まり50m程度に見えますが
荒々しさは堪りません。
¦ 総合評価 4(5段階評価)
¦ 高さ 70m
¦ 片道時間 225分
¦ 危険度 4
¦ 自然度 4
下流は水量も多くて根性悪そうなゴルジュで自分らには
到底、太刀打ちできないことが一目で分かりました。

とにかく来られないと思った滝を見ることができて大満足♪
あとは帰るだけです。
来た道を戻るのは危険なので通りたくありませんがおそらく
左岸の尾根を下れば一番早く上り口に付けるとは思いました。
しかし何の保証もないので右岸に道があるとの情報を信じて
右岸から帰ることにしました。
布引滝の右岸は立っていて登れそうもなく情報では
上流から右岸に渡ることとしました。
尾根を登り標高600mを過ぎたあたりで谷に
無理から降りてみると上流に良い滝がありました。
・ 橋の谷 4連瀑12m

この水量ならまだ上流にも良い滝がありそうですが時間も押してきて
ヘッドライトのお世話にはなりたくないので突撃はできません。
対岸に渡りこれでやっと下流に向けて進むことができます。
そのすぐ下流、右岸に大きな廃屋がありました。
大きな建物を建てる昔の人の生きる力に感動!
そこから道なき斜面のトラバースの連続です。
左に谷を見て進むと途中に良い滝が見えました。
降りてみると
・ 橋の谷 8m滝

滝前には炭焼き跡と

青い道具?小屋もありました。
さらに道なき道を何度も谷と尾根を越えトラバースします。

布引滝近くになれば仕事道があると信じて進みます。
もう谷は見えませんがもう少しで布引滝があるであろう地点で
まるで登山道のような道が開けました。
半信半疑で歩くと朽ちてはいますが人工の階段もあります。
こうなればもう安心です。
キノコを撮りながら

まがりなりにもマッタケもありました。

そして銀色の鉄製階段を降りると車の見える位置となり
遡行は終わりとなりました。
簡単な所と思ったのですが苦戦を強いられ大変でした。
<参考ルート>

かあちゃんまたもごめんm(_ _)m

ほな、またお逢いしましょう♪
― おしまい ―