【注意】
どの滝に逢いに行くコースも
季節、天候、水量、気の緩み等で大事に至る事もあります。
行かれる方はお気を付けて自己責任でお願いします。

2016813()晴 メンバー、えだ1()と2人 
ヤマビル遭遇しなかった。

● 石川県白山市尾添 丸石谷の
   百四丈滝 に逢ってきました。


<前書き>
およそ2年前、
我々は憧れの百四丈滝に逢いに行くべく
挑戦したのだが敢え無く遠望しかできなかった。


敗退の記録↓

白山市百四丈滝に逢いたい! 上巻


白山市百四丈滝に逢いたい! 下巻


今回は登山コース加賀禅定道からのトライではなく
安易に行程の短い沢コースにしてみた。



前の記事

 

白山市百四丈滝に逢いたい!リベンジ編 上巻
のつづきです。


<行程>
毎度のことながら夜更かしをしたせいで朝も遅い。

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朝食を食べいざ百四丈滝へ

 

 
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木の枝の歯ブラシで歯磨き。

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途中に見つけた北海道のカリンズと似た植物発見!

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食べてみると甘くてほのかにブドウの味がした。


いくらでも食べられそうな癖の無さでした。


後で調べるとカリンズは正式にはフサスグリで
熟すと赤くなり独特の酸味が美味いです。


しかしこれはクロスグリと言いカシスのようです。


クレソンも多かった。

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帰りに気付きましたが大岩にここで亡くなった
方の慰霊の銘板が打ちつけてありました。

 
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1時間ほどゴーロを歩くと滝が見えてきた。


・ 百四丈滝 今回のファーストコンタクト!

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あとは滝前に行くだけです。


・ 百四丈滝 お!滝の右側の岩壁に凛々しい顔あり!


なかなかの男前ですね。



・ 百四丈滝 左の壁の模様もデザイン的な美を感じます。

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・ 百四丈滝 落ち口アップ!

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・ 百四丈滝 滝壺なし!

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ここまでは正直、良い滝だな~くらいでした。


評価も4だなと思いました。


・ 百四丈滝 右から

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滝が落ちたところの左側の赤い点が見えるでしょうか?


えだ1です。

 
 
ギョエー!でかい!!
 


人間の目なんてアホアホです。


実際に見ていても何か対象物が無いと
大きさが感じないと分かりました。


そしてこの滝の最大の特徴である
完全裏見を遂行するべく近づいていくと
そのグレートさに心が震えました。



・ 百四丈滝 接近
 
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・ 百四丈滝 裏見

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滝の左にえだ1がいます。


・ 百四丈滝 裏見中の自分が滝の左にいます。えだ1撮

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・ 百四丈滝 裏見から天を仰ぐ

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・ 百四丈滝 仰ぐ

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・ 百四丈滝 左から

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沢山の龍が滝壺めがけ突っ込んでいるように見えます。
 
 
・ 百四丈滝 下部の拡大
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右の方に赤いえだ1が撤収中です。


しかしドでかい滝です。


¦ 総合評価      5(5段階評価)

¦ 高さ       90m
¦ 片道時間    740分
¦ 危険度       5

¦ 自然度       5


片道時間は我々の事なので恐ろしく遅いです。

 

 
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また逢えるか分からない百四丈滝に
残念ながら別れを告げます。


その時点で11時!


寝坊したのと百四丈滝で遊び過ぎた!


昨日に続きヘッドライトのお世話になりそうだ。

 
 
 
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・ 黒滝 落ち口

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高巻きルートを戻ります。

<参考ルート>

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危険なトラバースを進むとえだ1が怖いと言った。


確かに木は全く無く掴めるのは雑草のみで
足場は悪いし下は急斜面、一度落ちたら
止まることなく20mは滑落間違いなしです。


かといってロープを張るにも困難な場所です。



仕方がないので昨日、懸垂下降で降りた20mを
草付きで自分が登ることにするが泥で滑るし
掴める草はウド、フキ、ウルイなどの
山菜ですがことのほかウルイは根性が無い(^_^;)


笑い事ではなく2度ほど行き詰り
ヤバイと思いましたが何とか登りきりました。


こんなことなら残置したままにしとけばよかった。


そんときゃそうもいかんわな(-_-;)


次の方は残置がお勧めです。



そこからロープを垂らすが、えだ1は
ゴボウで登ってこられないので更にもう1本を垂らし
自分が懸垂下降で降りてえだ1のハーネスに
セットして自分はゴボウでまたも登る。


そして自分がハーネス側のロープに
テンションをかけてビレイして登ってもらった。

 
 
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あとは昨日のルートを降りていくのは問題なかった。

 
 
 
 
 
 
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悪い計算通り林道はヘッドライトを点けて
チャリをこぐのであった。


百四丈滝を日帰りできる方を

敬服する我々でした。m(_ _)m
 
 
<参考の距離と標高>
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あ~しんど


せやけどおもろかった♪

 
 
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ほな、またお逢いしましょう♪


― おしまい ―