【注意】
どの滝に逢いに行くコースも
季節、天候、水量、気の緩み等で大事に至る事もあります。
行かれる方はお気を付けて自己責任でお願いします。

2016515()晴れ
メンバー 瀑やん・Oさん・えだ1()の4人 
ヤマビル遭遇しなかった。

● 兵庫県香美町村岡区柤岡(けびおか) 
  熊波川の滝達 に逢ってきました。

<ナビ設定位置>
県道408上
イメージ 1

http://yahoo.jp/AzchQU

<前書き>


滝友の瀑やんからお誘いをいただいた。

ということはとても楽しい滝巡りに違いない。

・・・なかなか興味深い滝達の情報。

熊波川の下流に車をデポし上流まで移動して
沢くだりをするという瀑やんの画期的な作戦です。

今回、軽四駆でないと無理ということで
今、悪い話で話題のスズキの車・・・
ハスラー3台での挑戦です。


この週の前半に雨が降ったので喜んだが
この地区は20mm程度だった。


尚、この滝の詳細情報は
『おっ!とっと兵庫(Syou3)』さんの記事が
大いに参考になりその他の情報も含め以前から
参考にさせていただいていましたので
この場を借りてお礼申し上げます。

位置情報も含め情報が無ければ到達することは
不可能ですのでご苦労なされて探した結果だと
思いますが本当にありがとうございます!

<装備>
ヘルメット、ハーネス、ビレイ機、ロープ(50m)

<全体図>
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<参考遡行ルート>
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<行程>
ナビ設定位置から全体図のデポ地点に移動し
Oさんの車をデポし2台でナビ設定位置まで戻り
林道を登り駐車位置に停めました。


デポ地点も駐車位置も
これ以上は進むことができない位置です。


特に駐車位置までは落石、倒木などで
気が抜けない道で瀑やんは
せり出した枝を鎌で払いながらの前進でした。


冒険の始まりです。ワクワク!


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駐車位置から荒れた林道を進むと
すぐ右に奥の滝があります。


・ 奥の滝(仮) 10m
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湿った岩というところです。


これで今回の水量は残念なことが決定しました。(T_T)


暫く進むと大闇の滝の上流部になり
沢くだりの始まりです。


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滑りやすい沢を下り大闇の滝の落ち口から俯瞰します。


・ 大闇の滝 落ち口から俯瞰。
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高度感がたまりません!


右に回り込み尾根近くの斜面を進み
少し開けたところでテープがあり
下方向に降りていくと滝の下流に出ました。


そこから滝に近づくと右岸から登った瀑やんが
左岸にお助けロープを出してくれました。


右岸は危険だそうです。


・ 大闇の滝 全体
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滝形状は4段瀑でこの写真の
大半を占めている下部の1条は4段目となります。


ロープを借りて左岸を登ります。


・ 大闇の滝 1~3段
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1段目は1条で2段目は2条になり3段目で
その2条を右に集め1条になり末広がりになります


・ 大闇の滝 正面
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・ 大闇の滝 虹
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・ 大闇の滝 右岸の見事な巨木と
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・ 大闇の滝 巨木、もーいっちょ!
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元気をもらえる巨木です。


右岸を登ると3段目の落ち口に繋がる
棚がありますので導かれるように進みました。


・ 大闇の滝 と 自分
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そこから撮ると


・ 大闇の滝 2段目
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下に居る3人も撮りました。


・ 大闇の滝 3段目から俯瞰
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左から赤、白、水色の
ヘルメットが分かるでしょうか?


・ 大闇の滝 記念撮影
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¦ 総合評価      4(5段階評価)
¦ 高さ       73m
¦ 片道時間     85分
¦ 危険度       3
¦ 自然度       5


とにかく大きな滝でした。


いつか水量の多いときにピストンで来たいな~。


少し下流には瀑やん曰く
「なんちゃら樫」の大木がありました。ヨクオボエテナイ(-.-)
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あと炭焼き跡もありました。
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この山中でのお仕事は大変だっただろうなー。


ここから下流に下り


・ 思案の滝(仮) 3m
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さらに下ると


・ 中の滝 落ち口
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どうやって降りるか思案します・・・


は!だから思案の滝?(^◇^)


色々悩んで少し高巻き左岸の崩壊部の上部を通りました。


そこから中の滝にロープで降りようと思いましたが
先に小闇の滝を攻めた方が楽ではないかと
作戦を変更しトラバース気味に右股に入り
手がかりの少ない斜面を懸垂下降で降りました。


Oさんが懸垂下降に手こずりその後の
降りるルートを見つけられないようでした。


あとで見るともう少しトラバースすればロープなしでも
降りられそうな地形に見えました。


降りてみると右岸の壁の向うに滝が隠れていました。


・ 小闇の滝 遠景
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・ 小闇の滝 
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両岸が迫った鋭利な滝です。


¦ 総合評価      3(5段階評価)
¦ 高さ       13m
¦ 片道時間    255分
¦ 危険度       4
¦ 自然度       5


ここで昼食タイム!


上流の「柤岡の滝(仮)」は水量も少ないだろうからとの
皆さんの意見で行きませんでした。


少し行きたかった・・・僕・・・


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2/3につづく


ほな、またお逢いしましょう♪


― おしまい ―