【注意】
どの滝に逢いに行くコースも
季節、天候、水量、気の緩み等で大事に至る事もあります。
行かれる方はお気を付けて自己責任でお願いします。

20141130()晴れ メンバー、嫁(えだ1)と2人 
ヤマビル見なかった。

●和歌山県那智勝浦町口色川   熊瀬川口色川にある 
 仙人滝 に逢ってきました。

<アクセス>
那智勝浦新宮道路の那智勝浦ICより県道46を
西へ2.8Kmあたりの井関を左折し13Kmほどで
右折し林道の突き当りに2台ほど駐車できます。

<前書き>
最近、滝仲間の 瀑やんが仙人滝は良い!!  
と連呼しておられましたので見ずにおられよかと
居ても立ってもおられず行っちゃいました。

<行程>
駐車位置から右岸を登り急な上り坂もありますが

やがて大きな奴が現れます。

・仙人滝 言う通り立派な良い滝です!
イメージ 1

¦ 総合評価    4 (5段階評価)
¦ 高さ       60m
¦ 片道時間   20分
¦ 危険度     2
¦ 自然度     4

近づいてイメージ 2

右からイメージ 3

正面から近づいてイメージ 4

更に近づいてイメージ 5

瀑やんほど青空がキレくない (/_;)

猫の額ほどの滝壺をカエル目線で~
イメージ 6


ここで帰ろうかと思ったとき瀑好さん
地形図の滝マークの位置が違うというコメントを思い出しました。

確かに自分のGPSでも150mくらい違います。
(yahoo地図は更に沢も違うみたいですが・・・)

そこに行っても滝があるという期待は皆無でしたが
ブログネタで 「滝マークの場所はこんなところでした~!!」
な~~~んてふざけた記事を書くために
行ってみようと思い立ちました。

急坂な右岸を登りますとすぐに枯れ谷状になっていて
明らかに仙人滝の川より低い場所となりその川との間には
20~30mの高さの威圧的な柱状節理がそびえたっています。
イメージ 7

植林さえなければ見栄えのする造形です。
 
がっつり近づきますと
イメージ 8

そこから100mほど登ると先ほどまで聞こえなかった川音が
急に聞こえてきました。

その場所は節理の高さも低くなっていましたので
そこから川へ向かうべくあとから分かるように
立ち木に黄色テープを巻いておきました。

そして登りきったところ、
眼下に滝があるではありませんか!まじか!!ヽ(゚Д゚;)!!
イメージ 9

すんごく驚きましたが気を落ち着けて滝マークの場所はまだ上流なので
その滝の落ち口を通り、まず先に上流の探索をします。

滝マークより50mほど上流まで行きましたが倒木の多い
ただの川で遠くを見ても滝があるような
地形ではないようなのでここで引き返しました。
こんなとこやで~( *´艸`)
イメージ 10

ワクワクしながら先ほどの滝まで戻り
左岸からロープを使って降りました。

20mロープを使いましたがそれでも滝の高さの方が高いので
滝の下部までは25mほどあるようです。

あとで調べると「紀州の滝340」と言う本にも載っていないので
無名のようで仙人滝の上なので仮に『上の滝』としておきます。

・上の滝 きれいな流れです。イメージ 11

¦ 総合評価    3 (5段階評価)
¦ 高さ       25m
¦ 片道時間   50分
¦ 危険度     3
¦ 自然度     4

もういっちょう!イメージ 12

下流に向かうと5mほどの斜瀑があり
イメージ 13

そのすぐ下流にまたまた滝がありました。
規模は大きくありませんが
犬の顔のように鼻が突き出た個性的な面構えの滝です。

これも仮に『中の滝』としておきます。

・中の滝 ちょっとお笑い系 こんな犬おるよね~♪イメージ 14

¦ 総合評価    3  (5段階評価)
¦ 高さ       10m
¦ 片道時間   60分
¦ 危険度     4
¦ 自然度     4

角度を変えてイメージ 15

そこから下流に向かうと仙人滝の上部に出ましたので
探索を終了しました。

思わぬ収穫に大興奮でした。(≧◇≦)

※下流に向かうほど危険が伴いますのでご注意ください。

仙人滝と見つけた滝の位置関係です。
イメージ 16

帰りに駐車位置からすぐの上り口にあった
邪魔な倒木が切断してありました。

だれか片づけてくれたんだ。

林道入り口で口色川沿いの民家の畑で作業をされていた
ご主人がいましたのでこれ幸いと先ほどの滝の情報を
聞きましたが滝の存在自体をご存じないそうでした。

でも倒木の切断はこのご主人がしてくれたとのことで
お礼をいいました。

このような方々のおかげで滝に逢うことが
叶うこともしばしばあります。
イメージ 17

改めてありがとうございます。m(_ _)m
イメージ 18

ほな、またお逢いしましょう♪


― おしまい ―