御嶽山の災害で亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。
滝に逢いに行くうえで当然、山の恩恵を受けています。
山に入るには自己責任です。
硫黄臭漂う山に何度も行っています。
あのような事態になっては防ぎようもないと思います。
 
【注意】
どの滝に逢いに行くコースも
季節、天候、水量、気の緩み等で大事に至る事もあります。
行かれる方はお気を付けて自己責任でお願いします。

201497()曇 メンバー、嫁(えだ1)と2人 
ヤマビル見なかった。

● 滋賀県長浜市木之本町の
経の滝と五銚子の滝を見てきました。

<アクセス>
北陸自動車道の木之本ICからR303を北上
12Kmあたりの交差点を横山岳方面へ左折
、およそ300mで横山岳方面に右折し
およそ1.6Kmあたりに山小屋と駐車場があります。

<前書き>
山小屋の中はきれいに整理してあり
壁に1200年代の横山本宮の図がありました。
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この頃は五銚子の滝を『五智様之滝』と呼んでいたようです。
後でわかるのですが今は4つの滝に見えるのですが
この頃は5つあったようです。

そこから五銚子の名になったようです。


山小屋の中に写真があり太鼓橋下流に『夫婦滝』があるようです。
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もう一つミノホラに『琴の滝』があるそうです。

特にミノホラがどこかわかりませんでした。

この情報をお知りの方がいらっしゃいましたら
良ければ教えてください。

・山小屋のそばにある案内図
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そこには

山小屋 → 経の滝 → 五銚子の滝
     70分    40分

とあります。

夫婦滝も見たいので行こうと思ったのですが
遅くに着いたので帰路に暗くなる可能性があります。

仕方なく案内図のオレンジの道を通り
夜這橋に行き『夜這いの水』がありましたので飲みました。
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夜這いの味を知らないのですが水は美味しかったです。(^_^;)

横山神社の坊さんがここで夜這いしたのかな?


この上流に滝谷の滝があるようですがここも今回はパスします。

そして黄色の道を太鼓橋まで車で行けたので時短できました。

夫婦滝が無いか太鼓橋から下流を見ても
滝らしきものは見ありませんでした。
 
夫婦滝は諦めて太鼓橋から上流の経の滝を目指します。
 
<遡行>
多少、分かりにくい登山道ですが
基本、左岸を上流に行けば問題ないと思います。  

経の滝 きれいな流れと岩も特徴的です。
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¦ 滝の評価     3 (5段階評価)
¦ 高さ       15m
¦ 片道時間    10分
¦ 危険度     3
¦ 自然度     3

右岸を高巻きます。

花や虫たちも元気そうです。
・カリガネソウ おしべがおもろいです。
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・ツリフネソウ
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・キンミズヒキ
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急な上り坂で結構疲れます。

・左岸支流の無名2段滝
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そこからすぐに右上方に見えます。

五銚子の滝 大小4つの滝が配置されています。
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¦ 滝の評価     3 (5段階評価)
¦ 高さ       40m
¦ 片道時間    50分
¦ 危険度      3 
¦ 自然度      3

分かりやすいように上の写真の位置関係で
4つの滝に仮の名前を付けます。

・上の左滝   ・上の右滝

      ・中の滝

         ・下の滝

まず、下の滝を見るため登山道から藪に入り撮影

・下の滝(仮)
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そして登山道を登り

・中の滝(仮)
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右岸を高巻き上の滝に向かいます。矢印は嫁です。
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上の左滝は登山道の下に流れがありますが
登山道の上は涸れ沢です。

潜流瀑のようです。

滑落すると上の滝の滝壺に落ちるので多少危険ですが
湧いている場所を見に行きます。

・湧き口 苔もきれいです。
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触ってみるととても冷たいのでゴクゴク飲みました。

んめーっす!!(^◇^)

そこから少し降りて上の滝の滝壺を写します。

・上の左滝(仮)から滝壺を俯瞰 左上の流れは右の滝です。
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一度、登山道に戻り右の滝を見に行きます。

こちらは登山道の横を流れる川です。

藪漕ぎをして落ち口に行きます。

・上の右滝(仮)の落ち口から滝壺を俯瞰
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下の2条が右の滝で右上から流れているのが左の滝です。

2条になっているのは川が岩で分岐されているので同じ水源です。

上下左右がややこしいですね(^_^;)

下の滝の滝壺(写真中央)に降りようと思いましたが
過酷そうなのとご覧のように滝壺が無く
荒れているようですのでやめました。

以上、五銚子の滝の全容解明終わり!(-)>

では、またの機会に逢いましょう。


― おしまい ―