2014831() メンバー、嫁(えだ1)と2人 

<場所>
広島県広島市安佐南区八木

<前書き>
8/30
(土)に、いつものように休日の滝巡りの行先を決める為、
日曜日が晴れている場所をネットで探していました。

どこも雨模様でしたが唯一、中国地方の岡山、広島は曇で
雨じゃなさそうだから、ま~良いか~と思い
滝支度をしていましたところ昼間にブログチェックをしていた時に
いつも見させていただいている方の記事で
広島の災害ボランティアに行った記事を思い出しました。

悲惨な状況を伝えていて文末に赤字で

みなさんの強力を切にお願いいたします!

の文字が印象的でした。

・・・
 
偶然選んだ場所とブログ記事・・・
何かの力が我々を呼んでいる・・・これはいかなあかんな・・・

神とかは信じていませんが
なんらかの見えない力が世の中にはあると思っています!!

ちなみに私の教本は『ブッダ』です。

それも手塚治虫先生の漫画です。

でも今の仏教はどちらかというと嫌いです。

話がそれましたがボランティアの話を嫁に伝えると
煮え切らない顔をしていましたので
『広島と言えば牡蠣やで!』というと
ノコノコついてきやがりました。 * ̄ー ̄)

<工程>
大阪から4時間半かけて近くの高速のSAで車中泊をして
翌朝、事故のあった八木地区行けばいいと勝手に思い行きましたが
少し離れた古市地区にボランティアセンター(ボラセン)がありました。

何度も地元の方に聞いてやっと所定の
駐車場(古市小学校)に着いた時には6時半でした。

・ 車の方 古市小学校

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7時から受け付けが始まると聞いていたので大慌て!

昨日のニュースで締め切られてボランティアが出来ずに
帰っていく人がいたと聞いていましたので
ここであぶれるわけにはいかんわい!

何とか着替えて(滝めぐりと同じスタイル)集合場所へいくと
50人目くらいでした。

・ 徒歩の方 総合福祉センター(ボラセン)そばの公園

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・ 活動の流れイメージ 1

・ 8時ころの集合場所の雰囲気
イメージ 2

9時頃
12人のチームに分かれバスに乗り込み
八木サテライト(産直市場)に着いて徒歩で現地へ10分ほどでした。

急な勾配の坂道は土石流の被害を大きくしたことでしょう。イメージ 3

一緒のチームのお年寄り(70代?(ちがったらごめんちゃ))の女性は
この坂だけで参ってしまい休憩所でボランティアが帰ってきたときの
お世話をしていました。

良いんです!それぞれができることをすれば!(*^-^*)

私たちは主に石の混じった泥状の土砂を土嚢袋に詰めて
トラックに乗せる作業でした。

陽が射すと急激に疲れが増幅します。

そんな時は休憩所で休みます。(*´Д`)

基本、1時間に1回、なかば強制的に休憩させられます。

無理は禁物です!休みましょう!('◇')ゞ

私が行った現場の事を休憩所の場所を提供していただいている
ご主人にお聞きすると元々、川など無い地形で当時は
豪雨と雷が鳴り響き、青臭いような土臭いような異臭がしていたが
夜なので待つしかなかったそうでけたたましい音がして
外に出て初めて土石流と分かったそうです。イメージ 4

 
イメージ 5
 
一番山側の道路の両脇の2軒が土石流の直撃を受け、
結果的に4人の方が亡くなったそうです。
イメージ 9

 
 
イメージ 6

謹んでお悔やみ申し上げます。

休憩を幾度ととりながら少しづつ減っていく土砂が喜びでもあります。

お昼に炊き出しがあるとのこと。

自己完結と考えて食事は持ってきたのですが
炊き出しというものを見てみたいのでありがたくよばれました。

・ ピンクのTシャツが目に痛いぐらいでした。イメージ 7

募金箱もありますので許す限りで募金しました。

・ おにぎり、カレー、うどん、漬物、サラダ、コーヒーや飲み物・・・
イメージ 8

至れり尽くせりでした。
皆さん、ご馳走様でした。ありがとうございましたm(__)m
この炊き出しは土日限定だったそうです。

食事をしながら他のボランティアの方の話を伺うと
それぞれの思いでここにきていました。

たとえば

年寄りだけど土嚢一つでも運びたいとか

東北出身なのに東日本大震災の時に
行くことができなかったという女性・・・
 
そして午後も同じ作業をこなします。

15時にはボラセンに戻らなければいけないため
14時半に活動終了でした。

こんな感じで終わってみるとあっという間でしたが
仕事によってはしんどいので無理ならリーダーに言って
作業も変えてもらえますししんどいときは休めばいいです。

わざとお気楽に記事を作りましたが
時間に余裕があって一度してみたいなと思った方は、
汚れてもいい服と長靴(これも貸してくれます。)さえあれば
できますので参加してみてはいかがでしょうか?
 
途中で無理と思ったらリーダーに伝えて帰っても問題なしです。
(^◇^)
 
ー・-・-・-・- 線引き!
 
あと思ったのは誤解を招くのは承知で言いますと
ここはボランティアさんに優しすぎます。
 
水や飴などこれでもかと振る舞われます。
 
手袋、マスク、果てはうがい、消毒などありがたいのですが
ボランティアに過保護と思いました。
 
東日本大震災の年に宮城県でボランティアさせてもらいましたが
ボランティアに何の施しもありませんでした。
 
それでいいと思います。
 
あの震災は多くの被災者がいたのです。
 
ボランティアに施すものがあるのであれば
被災者に渡さなければなりません。
 
色んな形態があるんだなと実感しました。
 
ー・-・-・-・- 線引き!
 
何か納得いかない点もありますが
今、自分に何かできることがあれば無理しない程度で
またやっていきたいと思います。
 
ちなみに帰りもあわただしく
嫁の口に牡蠣が入ることは一切ありませんでした。ヾ(>▽<)o

― おしまい ―