だいぶ昔に枯らしてしまったサボテン。
ここずっと、なんらかのエネルギーが強すぎてアタフタしていました💦
すこしだけ落ち着いてきたので、一日早く加藤楸邨の忌日にと句碑のある浄真寺を詣でました。
以下楸邨のことを詠みます。
敵、敵で、何やってんだ達谷忌
↑これは最大級にアワアワしてた時の句です……お目汚し。
解散した元ハロプロ所属のグループ、こぶしファクトリーの楽曲『TEKI』から発想しました。
あやうきを寄る辺に拙の師と虹と
↑心境を素直に表しました。
本来「拙」は男性がへり下って使う名称なので、いにしえのボクっ子みたいになってます
楸邨忌誠を真とかぎらずに
↑これって「楸邨忌」である必要あるか?
だけど個人的な思い入れで、そうしてしまいました。
識る我と識らぬ我との虹跨ぐ
↑唐突に、病気について詠み込んでみました。
読む側からしたら意味不明でしょうけれども
楸邨の架けた虹という設定です
……いちおう。
〈うそつくな〉〈わるいことするな〉楸邨忌
↑なぜかアメブロに画像をダウンロードしにくくて、お見せ出来ないのが残念なんですけれども
浄真寺の入り口近くにこれらの文句を記した幟があって。
どんだけストレートな物言いだよ、と
ちなみに
ちんまりした肝心の句碑には
しづかなる力満ちゆき螇蚸とぶ
の有名な句が。
しかし私、正直言って、花や鳥といった見た目のイイものにしか魅力を感じられず
新聞の連載小説で蒔絵の職人が「美しいモチーフの作にしか心惹かれない人は感性が浅い」とか何とか言う台詞があり、そうだなぁと。
なのですが……話は続きがありまして。
北大路翼著『加藤楸邨の百句』では上の句で「ばつた」(バッタ)のルビをふるのが一般的だが、なんと楸邨ご本人が「はたはた」と読んでいたと説明しておられるのです。
あえての字余り。
この遊び心そこら辺の虫の良さは分からない私でも、ちょっと良いナ
と思えてきましたもので
単純です
そんなこんなで、写真は無いものの浄真寺で清涼な風に吹かれリフレッシュしてきました(『青嵐』が来月の季題なので句作にあくせく)
スマホでアメブロやっていると余計な事を書きすぎるので、作業はたまにPC開いた時だけしてます。いいねコメントお返しできない時がありますが、いつもありがとうございます。
長々お読みくださり、お時間とってくださり、感謝いたしますでは!