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裏・La Description du Monde

とある船長の出張所

まずはこれを報じておかねばなるまい、いや報じさせてくださいお願いしますたまには自慢させてください←



地味に嬉しい(´ω`*)ウフフ…この俺の妄想を「キモい」と思った人!猛省せよ!(笑)


さて、『ヘメレット』、とても「楽しい」一冊だった。

前作『きんぎょ』が透明な水槽の中の松井玲奈を眺めるアクアリウムだったとすれば、今作は、限りなく素に近い松井玲奈と、一緒に川遊びという感じ。彼女というパーソナリティにグッと近づけたような、そんな読後感。

そういう意味では逆に、前作よりも人を選ぶ物になっているかもしれない。前作のような純然たる、言わば『美術品』とは趣が違うからね。そういう、絵画的な美(あるいはエロス)のみを求める向きには意表を突くものであり、「なんてヘンな娘なんだ」と困惑もするかもしれない(笑)

だが、それがいい。

たとえ常識(曖昧だが)的には不可解であったり奇妙奇天烈であっても、本人にとってはそれが至ってフツウの『在るがまま』であって、伝えたい、知ってもらいたい、可能ならば理解もしてもらいたい本当の自分なのだと俺は想像する(あくまで想像だ)。

個人的には、前作には幾ばくかの違和感、ある種の不安を覚えたものだった、「確かに美しい、けれど、何か違うような…足りないような…」そんな、整えられた陳列品的な。

しかし、今回の『ヘメレット』には、それが在る、『在るがまま』がそこに在る。俺はそう感じた。そう、これは「安心感」だ。そして、「フツウじゃないフツウってのはフツウよりも、はるかに魅力的だ」まあ俺はそんな奴なので、本当に楽しかった。

二作とも表紙の『赤』がとても印象的なのだが、そのポジションが"反転"してるあたりにも、何かそういう意図というか、意志を感じる…というのは…うん、ものすごい高確率で俺の「深読みしすぎ穿ちすぎ」だろうな(笑)


私事になるが、先ごろ、彼女の独特なパーソナリティ/メンタリティを『迷宮』と形容させてもらった

この機会に、松井玲奈という予測困難な迷宮にハマってみてほしい。複雑怪奇な迷路を"真っ直ぐ"進むというフツウじゃない光景、不思議なアリスに出逢えるだろう。そう、不思議なのは世界じゃなくて彼女なのだ、彼女がワンダーランド。

なお、念のために言っておくが(・ω・)いわゆる『不思議ちゃん』とは違うぞっ(それもまた実は「よくいる」フツウなのだ)。


さて、このあと、また何度も見返すだろうが、初見で最も強く印象に残った一枚を挙げるなら…『新幹線を手に恍惚とした表情』かな(笑)


実は、マブリットキバ​氏の報告文を拝見したとき、「子どもたちと一緒に見て大丈夫なのかな…」って思ったりもしたんだけど(きんぎょみたいなカンジだったら…っていうね)、杞憂だったね(^ω^)ホント今回のは「みんなで楽しく」読めると思う。


てなわけで俺の評価は…

五つ星!

ぼっちはもちろんご家族でも安心してお楽しみいただけます(^ω^)マニアック!なのにフレンドリー&セーフティ!という絶妙なセンスオブワンダーランドです!←わかりにくい?見ればわかる!