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16日の朝9時から、夕方5時まで、
父が胆のうを取るための開腹手術を受けました。
摘出部位が重度の炎症を起こしていて、
胃の下の十二指腸と大腸の一部がくっつき、
それを傷つけないように剥がす手術にもなりました。
最初の予定では開腹しなくても大丈夫って事だったけど、
手術が始まって2時間後に担当医に呼ばれて、
内容を説明され、万が一の場合の同意書にサインしました。
母と2人で不安を抱えながらひたすら待ち続け、
外が暗くなった頃、手術が無事に終わったとの報告。
麻酔から覚めた父は開腹の傷みに悶え、
うなり声をずっと出していました。
手術が成功して安心したのと、
痛みに顔を歪める父の姿を見て、
あたしは、涙が止まらなかった。
ただずっと父の手をにぎっていました。
父の手に触れたのは記憶がないくらい昔ぶり。
お母さんが「誰が手をにぎってるかわかる?」って聞いたら、
お父さんは、か細い声であたしの名前を言いました。
手術後にあたしと母は、摘出した物を見せてもらって、
担当医に「これを検査して、約2週間で結果が出ますが、
もしかしたらただの炎症だけでなく、
ガンの可能性もあるかもしれません」と言われました。
父はもともとリンパ種のガンの治療を受けていたので、
臓器内の転移はじゅうぶん考えられるわけで。
一週間ほどの入院の予定が、そうもいかなくなりました。
2月に仕事復帰するつもりだったみたいだけど、
今の状態じゃとても無理で。
父はまだ55歳。
元気になってもらわなきゃ。
あたしもがんばります。