【ベルリン時事】ドイツの連立与党が2022年までの脱原発を目指す方針で合意したことについて、メルケル首相は30日、記者団に対し「われわれは新しい道を進まねばならない」と語り、再生可能エネルギーへの転換を急ぐ考えを明らかにした。
 同首相は「エネルギー体制を根本的に変えなければならないし、変えることはできる」と強調。「われわれが求めているのは、安全かつ信頼でき、経済的に実行可能なエネルギーだ」と語った。
 DPA通信によると、野党第1党の社会民主党は連立与党が示