You can get it if you really want
<2011年07月25日02:06の日記の転載>音楽評論家の中村とうようさんが亡くなりました。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E6%9D%91%E3%81%A8%E3%81%86%E3%82%88%E3%81%86 高校ん時の音楽雑誌と言えば、周りはHR/HMが好きな奴は「ミュージックライフ」や「ヤングギター」、ザッパやプログレやJAZZ ROCKに興味がある奴は「ギターマガジン」や「Player」、ニューウェーブ好きな奴は「宝島」だった(当時は「ビックリハウス」と並ぶサブカルチャー誌で音楽中心の雑誌だった)何故か周りに「ロッキオン」読者はいなかった(田舎だったからか?)んで、坂本龍一『千のナイフ』やブライアン・イーノ&デヴィッド・バーン『マイ・ライフ・イン・ザ・ブッシュ・オブ・ゴースツ』を聴かせてくれたM君が薦めてくれたのが「ミュージックマガジン」だった。早速、本屋で立ち読みしてみるとロック雑誌というよりは大衆音楽全てを網羅するAllジャンルの雑誌で正直、最初はとっつきにくかった。それでも、19歳頃から12~13年位は毎号買って読んでた(さっき、本棚見たら1997年の号が最後だった)増刊号の「R&B、ソウルの世界」や「ミュージック・ガイド・ブック」は何度も読み返したなぁ。今は、姉妹誌の「レコードコレクターズ」で興味あるアーティストの特集の号の時しか買わなくなったけど・・・・・「ミュージックマガジン」と云えば、前身の「ニューミュージックマガジン」で有名な「日本語ロック論争」があったり、http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF%E8%AB%96%E4%BA%89 あと、渋谷陽一と論争というか喧嘩になった件もあったりhttp://mahasira.exblog.jp/2494845/ とうようさんがクロスレビューで感情的になって、0点を点けることも多かったり(パブリック・エネミーは連続で0点だよwww)「中村とうよう0点」の歴史http://gyogyo.seesaa.net/article/162564024.html そうかと思うと、元々評論家デビューの機会を貰った「スイング・ジャーナル」にオーディオの広告は要らない!と噛みついたり、シンコーミュージックが「クロスビート」を発刊したら「ミュージックマガジンの真似だ!」とバッサリ切ったり(確かにコンセプトは似ていたけど、それを一々論わなくても、大人げないっつうか)新潮社や他の出版社の批判もしたのも含め、出版業界内の人にも敵対視されていたのではないか、と思う。自分はそんなとうようさんの言説に反発しつつ「また、このオッサン、こんな事云ってるよ!」位にしか段々思わなくなった(笑)と、まぁ、そんなこんなでロック・ファンには、ある種疎まれる存在だった。思うに、〝中村とうよう〟という音楽評論家は、車の徳大寺有恒、オーディオの長岡鉄男と並んで、博識でそのジャンルの評論では第一人者だけど、辛口な批評が鼻につき、アンチも多かったという印象です。また、とうようさん自身認めているけど、経営者としては今一つで、前身の「ニューミュージックマガジン」時代から編集者が待遇に不満で、離れる人も多かったみたいです。今はなき渋谷のソウルバー「OA」のママさんから聞いた話では、ミュージックマガジン社を辞めて「ブラック・ミュージック・リヴュー」を創刊した編集者達が良く飲みに来てて、彼らから聞くとうようさんの評判は決して良くなかったそうです。オイラにとっては欧米以外の音楽(所謂ワールド・ミュージック)にも目を向けるきっかけを作ってくれたのが彼の「ミュージックマガジン」でした。一時は、「ミュージックマガジン」を読んで、そこで取り上げられたユッスー・ンドゥールやサリフ・ケイタとかのレコードを六本木「WAVE」や渋谷「芽瑠璃堂」などで買って聴いていました。横浜で行われたWOMADの企画をされた横浜市職員の指田さんも追悼の文を寄せていますね。中村とうようさん、死すhttp://blog.goo.ne.jp/goo1120_1948/c/4dce0ac6c89233819dced5439ec8a8be 確か、指田さんはWOMAD開催にあたり、中村とうようさんに相談していたと思う。尤も、ブッキングで揉めてとうようさんは、WOMADの企画には途中から降りたそうだが・・・・(汗)彼らしいwwウォーマッドhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%83%E3%83%89 WOMAD '92 横浜 出演者リストAdd Starhttp://gyogyo.seesaa.net/article/13980292.html こん時、観たヌスラット・ファテ・アリ・ハーンって、凄かったなぁWomad '92 Yokohama - finale (1/2)http://www.youtube.com/watch?v=aRjXADYv0PUWomad '92 Yokohama - finale(2/2) - "Sayonara"http://www.youtube.com/watch?v=hRKKAFT-zUo今考えると、よくもまぁこんなマニアックなイヴェントが横浜で開催されたもんだな、と。そういう意味では、ワールド・ミュージックを熱心に紹介してた「ミュージックマガジン」の功績は大きかったと思う。音楽ファン一人としては、感謝しています。「ありがとう!中村とうよう!」ホント、良くも悪くも日本の音楽業界では影響を及ぼした人でした。ご冥福をお祈り申し上げます。