何気なく空を見た時、水蒸気の塊のような白い部分からだんだん白と青が混ざったようなグラデーションになり、気づいた時には青空が広がっていた。
そこで気づいてしまった。人の成長って、まるでこの空のグラデーションのようではないか、と。
未熟な自分が空の白い部分で、成長した自分が空の青色の部分なのだと思う。
未熟な自分が、いろいろなことを感じ、考え、心の葛藤と戦いながら、自分を見つめ直し魂を成長させていく。
その最中は自分がどこに向かっているのか、正しい道を歩いているのか、よくわからなくなるし、自分が成長している実感はあまりないかもしれない。
空のグラデーション部分は進んでも進んでも色の変化がわかりづらいのと同じで。
でも、ある時にふと立ち止まって過去の自分を振り返ってみると、真っ白で未熟だった自分はもうそこにはいない。真っ青に生まれ変わった自分は、あの時とはまるで違う人間に成長したことに、その時初めて気づく。
今、自分が成長している実感がないということは、ちゃんと成長している過程にいるのだと思う。
その答え合わせは数年後にできればいいかなという感じで、今しか経験できないこと、今しか感じられないことを楽しみながらのんびり生きていこうと思う。