今、ベランダから空を眺めている。
月は満月に近いが、右半分がややかけていて、雲もかかり、幻想的な姿で朧気に輝いている。
東に目を向けると、東京タワーや六本木ヒルズの明かりが遠くに見える。
ビルの赤い目が、一定の感覚でまるで瞬きをしているようにこちらを見ている。
その瞬きを見ているうちに気がついたことがある。
時折、夜に空を見上げると異様に明るいと感じたことがあった。
今、空には薄い雲がはっている。もしかしたら雲がはっている時の方が晴れている時より、水蒸気に光が反射しているせいで明るいのではないかという仮説を今日持つことができた。
本来ならここで、ググッたり、皆さんに質問をするところなのだろうが、敢えてそれはしない。
答えを知ることが目的なのではなく、自分でそれを探し出すことが目的だからだ。
人生だって同じだと思う。自分はなんで生まれてきたのか?それは知りたいことだけど、Googleにそれが載っていて調べれたら答えが出たとしたら、それ以降生きていく意味などないと思う。答えを探し続けること自体が人生であり、恐らくその答えは永遠に見つからないのだと思う。
答えは、科学的なものだ。科学できるということは、再現性があるということでもある。自分という人間は一人しか存在しなく、時間は流れ続けるのだとすれは、そこに絶対的に正しい答えは存在するはずなどなく、あるのは自分で選択した結果だけだ。
僕らは学校の教育に慣れすぎたのかもしれない。答えがないことに対して、臆病になっている。
しかし、世の中には答えのないことしかない。答えがあるのは、教科書の中、紙の中だけだ。
答えを出そうとするのではなく、自分がやりたいと思ったことをまず行動にうつすことが必要なのではないだろうか。
朧げな月を見て、そう感じた。
兄貴弟
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