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おもちゃの修理のブログ

はじめは自分の子供におさがりのおもちゃを
頂いたことがきっかけでした。

ものを大切にして、使い捨てにしない気持ちが
子供たちに少しでも育ってくれればよいと思い、
おもちゃの修理を続けています(^^)/

2010年から始まった再生おもちゃ倶楽部も今年で9年目となりました。今日は久しぶりに修理の研修を行いました。

 

対象のおもちゃはプラレールでモーターの分解と修理を勉強しました。参加者は柏の葉チームのIさん、Oさん、Wさん、Oさん、筆者Kの5名で賑やかな2時間となりました。

 

プラレールの故障モードとして多いのが以下の5つです。

①動かない。

②動いたり止まったりする。

③遅い。

④坂道を登らない。

⑤異音(金属音)がする。

 

それらの原因の多くはギアボックスを分解して、露わになったモーター本体にあります。今日はそのモーターを分解して故障の原因を追求するというテーマに取り組みました。

 

まずはモーターを分解することから始めました。最初の難関はモーターの金属部品の爪を伸ばして、部品をバラバラに分ける作業です。結構力が必要な作業なので、適切な工具を選び、さらにそれを上手に使わないと怪我をしてしまいます。私も何度も痛い思いを経験しています。

 

分解すると、黒いタールでおおわれたモーターの心臓部分が現れます。このタールこそが故障の原因で、これが原因で通電部の微細部品である通電羽(名前は私がつけました)を劣化させてしまうのです。この劣化が進むと羽は焼失してしまい①の動かないという故障モードとなります。

 

焼失せずに欠損した場合は②の動いたり止まったりするモードとなります。これは羽が車両の角度によって通電したりしなかったりするためです。

 

③の遅いモードは実は一番修理が難しいものです。その主な原因はモーター内の永久磁石の磁力が低下してしまうことです。このケースでは残念ながら永久磁石の磁力を回復させる手段がないので破棄するしかありません。

 

⑤の異音がする場合もモーターに問題があります。回転体に異物が混入してしまって、開店時に余計な接触が発生するためです。このケースで回転体をきれいに掃除しても解決しないことが多く、廃棄処分になります。

 

④の坂道を登らないケースも今回学びました。平地ではスイスイ走っているのに坂道になると全くダメということがあります。これはモーターに問題があるかと思いきや、実はタイヤが原因であることが約半分です。車と同じくタイヤのコンディションはとても重要です。

 

皆さんとても熱心に取り組んでくれてとても有意義な時間となりました。次回のイベント開催がとても楽しみです。夏休みも頑張ります。