柏の葉会場での修理依頼品、走らなくなった近鉄アーバンライナー。
こちらの車両も、先日、昔懐かしいレトロなやまびこやこだまを持ち込んでくださったお客様からのご依頼品です。
約20年程前に息子さんが遊んだプラレールを修理して、お孫さんへ。
とっても雰囲気の良いご夫婦でした。
このおじいちゃんおばあちゃんの願いをどうにか叶えたい!と、こちらも腕がなります。
さて、電池を入れてみてもまったくモーターの動く気配がないので早速モーターBOXを分解。
中は比較的綺麗で、ギアもしっかりしている様子。不調箇所は見当たりません。
ではモーターそのものは生きているかな?と、モーターに直接電池を繋いでみると‥
動きました!
ピニオンギアが勢いよく回転。
先日の修理品もそうでしたが、20年も前のモーターでもしっかり動くものが多いんですね。
改めて、感心しました。
ギアが正常、モーターもしっかりの動くなら、どこかに接触の悪いところがあって、通電できていない可能性が大。
じっくりチェックしていくと、これが原因かな?というところを見つけました。
単三電池を入れるケース部分の金属パーツ。
よく見ると、錆が目立ちます。
それならこのパーツを交換してみよう、と思ったものの、こちらは型が古く、金属パーツが台と一体化しているタイプ。
現在のタイプはネジでこの金属パーツが台に固定されているので取り外しが容易なのですが、こちらはネジではなく底面から差し込まれた小さな筒状の留め具で固定されているタイプでした。
同じ型の台が会場で貸し出し用の車両の中にある場合は、そちらを修理用として使用することがあります。
しかし今回、同じ型の台は見つからず。
似たような型のものは微妙に蓋とフィットせず、緩くてすぐに蓋が外れてしまいます‥
諦めようか。
そう思った時に、ひらめきました。
まず、錆びた金属パーツを引っ張って、取り外します。
その時にポロっと取れた、底面から差し込まれていた小さな筒状の留め具。
これを使って、新しく取り付けた金属パーツを台に固定。
簡単にはできませんでしたが、留め具の形をピンセットでうまく成型しつつ、しっかりと固定することができました!
上の写真は左が完成品、右が錆びた金属パーツ。
モーターBOXに取り付けられている金属パーツも通電に重要な役割を担っています。
錆びていたので、こちらも交換。
写真右が交換後、左のパーツは交換前のもの。
写真奥、車輪も左の古いものから右の新しいものに交換しました。
さて、組み立ててスイッチを入れると‥
動きました!
モーターからは元気な音がします。
上り坂走行チェックをしてみると、とても昔のものとは思えない馬力。
これならまだまだ走れそうですね。
今回の修理は難しかったけれど、無事に直すことができて、とっても満足しています。
お孫さん、喜んでくれますように(^^)♡
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