半年が経ったころ・・・。
“人づくり”の途中経過を会議の場で発表することになる。
今までの経過を発表すると・・・。
質問が、やたらと飛び交う。
あいつが、そんなに変わるハズがないと・・・。
誇張するのも・・・。
全然、変わっていないだろう![]()
あんなとこも、こんなとこもダメだ![]()
12人いる店長から、全否定とも言える非難を浴びた。
悔しかった。とても。
私が非難されるよりも、彼のことを言われるのが辛かった。
我慢の限界を超えた。
次の瞬間、こう言っていた。
あなた方は、彼を遠目で見ている。先入観で見ている。
彼の何を、知っているのか![]()
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私は、彼を間近で見ている。
彼のことを一番知っているのは私だ。
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とやっちまった。
場内が静まり返った。
それから
鈴木君の行動、態度が、それにも増して変わっていくのである。
なぜ、変わり始めたのか知らなかったが・・・。
私が“やっちまった。”内容をある店長から耳にしていたようだ。
その後も・・・。
“やっちまった。”内容については、私も部下も触れることはなかった。
まとまってきたを実感するころには、営業所の実績も上位につけるとこ
ろまでに来ていた。
逃げなくて良かった。
1年が過ぎようとした頃。
出店計画がもちあがり・・・。
さあ、誰を店長にするか
会議で議論となる。
私は即座に、鈴木君を推薦した。
よかろう。満場一致であった。
しばらく前までは、99対1であったものが・・・。
目頭が熱くなった。
とても嬉しかった記憶である。
その後、所長となった彼は私を抜き去り営業所実績でトップをとるこ
とになる。
