昨日の時間を振り返ると、人は本当に人によって磨かれると実感する。
昼の3時に集まり、気がつけば終電の時間。
途中から来る仲間もいれば、予定で先に帰る仲間もいる。
それでも「少しだけでも顔を出すわ」と集まってくれる。その姿勢がありがたい。
料理の得意な仲間が鍋を作ってきてくれたおかげで、場の空気は最初からほぐれていた。
鍋を囲むと、距離が自然と近くなる。
肩の力が抜けて、素の自分同士でいられる。
会話の流れも独特だった。最初はいつもの雑談。
ふざけ合い、笑い、誰かがボケて誰かが突っ込む。
ところが、同じ空間の別の席では、急に真面目なビジネスの話が始まる。
視界には笑いながら談笑している仲間がいて、耳には経営の深い話が入ってくる。
あの“混ざり合った空気”こそBNIの魅力なんだろう。
その中でも特に心に残ったのは、仲間の中で最も事業規模の大きい一人に、ポスティングの話を振った瞬間だった。
こちらが提案しようとする前に、すでに三歩先の展開を描き始めている。
視座の高さが桁違いで、思考のスピードも深さもまるで別世界だった。
高い視座の持ち主と話すと、自分の限界が一瞬で塗り替わる。
細かい手段より先に“全体の絵”を描いてから話す。
だからこちらの視点まで引き上がる。
目線が高いと見える景色が変わる。
昨日はそのことをまざまざと見せつけられた。
エマーソンの言葉が頭をよぎる。
「人は共に過ごす人間によって形づくられる」。
昨日ほど、この言葉がしっくりきた日はなかった。
楽しい時間の裏側に成長のヒントが転がっている。
笑いの中に未来の話が潜み、雑談の中に次のステージが隠れている。
そんな空気に身を置いていると、自分がまだまだ伸びる余白があることを思い知らされる。
人と語り合う時間は、未来を動かす時間。
限界を決めるのはいつも自分。
そして、誰と過ごすかで未来は大きく変わる。
昨日の鍋は、ただの食事会ではなく、人生の濃度を上げる場だった。
仲間の存在が、次の一歩を軽くしてくれる。
今日もまた前に進める。

