アクセス解析ツール「Visionalist」を提供しているデジタルフォレストが、NTTコミュニケーションズの100%子会社になることがリリースされました。


VisionalistからOmnitureのSiteCatalystへ乗り換える(乗り換えた)企業を何社か知っていますが、Omnitureに押され気味なのかな、という印象は持ってました。


(実際のところ、SiteCatalystの方が拡張性が高い、という印象を持ってますし、この流れ自体は不思議ではないです)


デジタルフォレストは資本金4億円と比較的大きな資金調達をしてきているので、ここにきてのIPO市場の冷え込み具合と、Omnitureとの競争状況を考えると、どこかの事業会社傘下に入るしか選択肢はなかったのかもしれません。


今回、24億円というバリュエーションが行われていますし、VCとしてはIPO出来なかったとは言え、悪くないExitかと思います。

景気が景気ですし。


今後、デジタルフォレストから人材流出が起きないかが心配ですが、NTTグループのリソースを活用することで新たな成長が期待されます。



GoogleがAdSenseにおける行動ターゲティング広告を開始する模様です。

元々、AdSenseでは、その広告が表示されるページのテキスト情報を分析して、最適な広告を表示する仕組みでした。
(Overtureの「コンテンツマッチ」という表現の方がピンときます。)

それが、今度は、600に分類されたカテゴリーに基づいて、ユーザーがどの様なページを閲覧していて、どの様なテーマに興味を持っているのかを判別し、そのテーマに合致した広告をAdSenseで表示するという仕組みです。


もう少し噛み砕いたイメージはこんな感じです↓(たぶん…)


<1>AdSenseが埋め込まれたページのテキスト情報を分析し、このページのテーマを判別する。

  -----------ここまでは、既存のAdSense------------

<2>上記で分析しているページを600のカテゴリーに分類する。(例:「ゲーム」「インターネット」など)

<3>AdSense広告が掲載されているページが閲覧されると、ブラウザにクッキーが書き込まれる。

<4>2と3の情報を基に、ユーザー(ブラウザ)が、どの様なテーマに興味を持っているのかを判別する。

<5>4で判別されたテーマに合致したAdSense広告が表示される。


という感じ。(のはず)


これで、AdSenseは、非常に大規模な行動ターゲティング型のアドネットワークと化すことになるのではないでしょうか。



さらに、もう一つのポイントは「ユーザーが表示される広告のカテゴリーを選択することも可能」という点です。

「ゲーム」というカテゴリーの広告は表示させたくないと思えば、管理画面から設定できてしまうようです。

行動ターゲティングがプライバシー問題と絡むことを考えると、このように「ユーザーが表示される広告を選ぶ」時代がやってくるのこあもしれません。
(発想としては、メール配信の「オプトアウト型」ですね)


ソーシャルレンディングサービスが徐々にですが拡大している模様です。

ユーザー間でお金を貸し借り--徐々に拡大するソーシャルレンディングサービス



国内の代表的なソーシャルレンディングサービスとしては2008年にサービスを開始した「maneo 」がある。maneoの登録者は現在4000人弱、ローン総額は3000万円を超える。

登録者が4,000人でローン総額が3,000万なら一人当たりで考えると、悪い数字じゃない気がします。

「試しに」という興味本位のトライアル的な案件も多いでしょうし、本格拡大はこれからでしょうか。

この不景気が追い風となるか、それとも貸し倒れの多発で逆風となるか…。


maneo経営陣の腕の見せ所かもしれませんね。



ソネットエンタテイメントが進めているPCオンラインゲーム内広告ですが、同社子会社のゲームポッドのゲームで実験が開始されています。


So-net、PCオンラインゲーム内広告の試験サービスを開始~新広告ビジネスの本格的な展開に向け、参加2企業と実施~


今回の実験では単なるインプレッションって感じではありますが、今後の発展が見込まれている分野ですし注目です。


ソネットエンタテインメントは、わざわざアエリア子会社でアンビシャス上場だったゲームポッドを買収してますし、ゲーム内広告に本気っぽいです。

(求人も何度か目にしました)


今後に注目です。


タイトルに「WEB2.0的な」なんていれてしまいましたが、「WEB2.0」の定義をまともに理解しようとした事がないので適当ですが悪しからず…。


つい先日、知人から紹介された「戦国史」というゲーム。


ジャンルとしてはシュミレーションゲームなのですが、このゲームはなかなか凄い。


何が凄いか?


『シナリオを誰でも作れて、かつ、配布できる』ということです。


例えば、戦国史のデフォルトの舞台は1550年の日本なのですが、そこに新武将を追加したり、新勢力を追加したりできちゃいます。

さらにさらに、城を追加するなど、マップまで編集可能です。


中には三国志やチンギスハーンの設定に変えてしまってるシナリオもあったりします。


で、そのオリジナルの設定(=シナリオ)を自由に配布可能なんです。


配布用のプラットフォームがあるわけでもなく、単純にサイトにUPするだけ。



確かに、この「戦国史」というゲーム自体も面白いのですが、このシナリオを自由に変えられて、かつ自由に配布できる、という要素が、このゲームが支持されてる理由だと思います。


まさに「UGC」のゲーム版ではないでしょうか。



ちょっと感動したので、ご報告まで。