絶滅危惧種
ブログネタ:おいしいけど食べにくいものは?
参加中小学生の頃、小田急線の豪徳寺駅下にあるモスバーガーで
夕下がりの社交界を楽しむのが一番の粋でした。
もちろん小学生なので、母親のお財布事情を気にかけながらの
品定めになるのですが、その中でも食べにくさ満点で旨みのある
のが、「モスバーガー」でした。
加工された包み紙はソースが漏れない設計以前に、ソースの加熱
された熱さを気にしません。
バンズの分厚さは、お子様の顎を笑うかのごとく。
挙句の果てに、一番肝心のモスバーガーソースの玉葱たっぷりの部分は
8割方食べた後に袋の底のほうに鎮座します。
良く食べ方のしつけを心得ていれば、そのソースに手をつけることは、
勿体無い以前に卑しいこととされ、同級生やその親御さんの手前、
無残にも廃棄される事となるのです。
しかし、ファーストフードとは持ち帰ってまで楽しめるほど
計算された味ではなく、何かのつけ合わせのような配置なので、
本来は、そのファーストフードと呼ばれるジャンクフードを片手に
何気ない会話をする事こそが趣旨なのです。
つまり、そんな無理難題を課してまでファーストフードの
質の限界に挑戦したモスバーガーは今や競争原理の元、
店舗縮小を余儀なくされたレッドファーストフードなのでした。
あんなに安値でみんなの健康を願っていたファーストフードの
モスバーガー。


