アナ研も、はやいもので、もう5回終了しました。だんだん実力の差が出てきて、プロとしてデビューできる人と、そうでない人との差が、歴然としてきました。
研修も仕事も同じだけの重みがあります。研修だからといって、遅刻早退中抜けは認めません。これは、最初に言ったとおり、エコールブランドとして、恥ずかしくない品質管理をするために、絶対条件として、10回の基礎研修を欠かすことなく終了することは、全員に例外なく守っていただきます。
自分の都合でオーディションへ行って、遅刻あるいは欠席をした場合は、登録を取り消します。ひとりだけ例外を認めることはいたしません。
フリーアナウンサーをめざしている人のなかには、少し仕事を軽く考えすぎている人がいます。ギャラをいただいて仕事をさせていただく以上、プロなのですから、自分の都合だけを主張して、まわりへの配慮や迷惑を考えないのは、プロとはいえません。あくまでも、自分ひとりで仕事をしているのではなく、team workであることを忘れないでください。テレビもイベントも、ひとりでは仕事は成立しません。大道具さん、小道具さん、照明さん、カメラさん、音声さんなど、裏方のスタッフの支えがあってこそ成り立つ仕事なんです。
それから、スケジュールですが、自分のペースで仕事をしたいなら、フリーで、どこにも所属せず、自分で好きなようにやってください。ひとりの人だけのスケジュールにすべてをあわせていくことはできません。
それから、仕事ですが、お仕事をいただいているうちが花であり、あまりえり好みをしていると、仕事は一切紹介できなくなります。新人、駆け出しのときから、あまりわがままやえり好みはしないことが望ましいし、いろいろな仕事を経験することも必要なんです。
なにかひとつしかできないタレントさんではなくて、エコールのタレントさんたちは、声をつかうプロフェッショナル集団として、なんでもこなせるオールラウンドプレーヤーになってほしいと考えています。そして、基礎をすべての分野においてマスターしたうえで、自分がもっとも得意とする分野、あるいは、人には絶対に負けない分野を構築していってください。なんでもできるけど、この分野なら誰にも負けないというのが、本物のプロであると考えます。
そのためには、まず基礎を磨きぬくことです。基礎がなければ、応用はできません。カツゼツがまだまだ甘い人が多くいます。
昨日の収録の最も、カツゼツが悪くて、NGになった人がたくさんいました。カツゼツが悪いと、しゃべりのプロにはなれません。どんなに早口でも、しっかりはっきりくっきりと聞き取れるようにするのがプロといえます。
基礎トレは、いくらやってもあまりあることはありません。やればやるほど上達するので、必ず基礎トレは、毎日欠かさずに行ってください。ひとつきのアナ研で、スタート位置は全員同じだったのに、どんどん力の差が開いていっています。
エコールは、少数精鋭主義です。本物のプロだけを必要としています。努力は、必ず報われますから、いま努力をすることを惜しまないでください。いましかトレーニングをする時間はありません。


