新年ごあいさつ | エコロじいさんブログ

新年ごあいさつ

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新年あけましておめでというございます。
本年もよろしくお願いいたします。


元旦の分厚い新聞のなかに、トヨタ自動車のハイブリッドカー「プリウス」の2010年の国内販売台数が31万5000台を超えて「カローラ」が持つ30万8000台(1990年)を抜いて車種別年間販売の歴代トップに躍(おど)り出た、という記事がありました。
環境問題関係ではあまり明るいニュースがない中で、これはなかなかのトピックではないでしょうか。

こういう問題にはいろいろな意見があります。
とくに「エコロジー意識が高まったわけではなく、エコカー補助金の効果だけで、すぐに落ち込むさ」という意見が多いようです。たしかにそれは大きなポイントの一つですし、不況の中のガソリンの高騰(こうとう)も要因(よういん)に上げられるでしょう。

しかし、考えてみれば、2010年から31万5000台の新たなハイブリッドカーが日本の道路を走っているという事実があります。おそらく多くの人たちが従来乗っていた車に比べ、驚異的にガソリン消費燃費が少ないことを体感(たいかん)するわけです。さらに、信号待ちではエンジンが自動停止し、アクセルを強く踏み込むと燃費メーターがはね上がります。ハンドルを握ると、いやが上にもエコロジー意識が高まる、という効果があるのです。

エコロジー意識が高いからハイブリッドカーに乗る、というより、ハイブリッドカーに乗ったことでエコロジー意識が高まる、ということです。

ハイブリッドカーはトヨタだけではありません。
世界中の車メーカーがエンジン自動車からハイブリッド、電気自動車へと生産をシフトしています。エコカーに大いに期待したいと思います。