映画「はさみ」を観て

まるちゃんにお誘い頂いて出かけた新宿K`s cinema

映画を映画館で観るのは息子が生まれる以前のことなので　それだけでもう嬉しくて（ほんとは去年アンパンマンの試写会が当たって行ったけどね　別ものですんで）

新宿三越の裏手のビル３階にある小さなシネマは　
小さいけど新しくて小奇麗で　イスのすわり心地もとてもよかったので
眠くなってしまって途中３回ぐらい船を漕いだかも　

まるちゃんに聞いた話では　この作品の撮影は２年前だったとのこと

役づくりにヘアースタイルをショートにして　白髪染めで黒く染め　
多感な年頃の青年の義母役という　中年女性の難しい役どころを演じてるのですが

何分普段のまるちゃんが若すぎる　　　　　　今のまるちゃん普段は茶髪のロンゲだしね！

なので自分の年齢に近い役なのに　実際２０才になる娘もいるのに　
本当にエイジレスなんで役どころも難しかったのでは？と思いました　　
でも凄くいい芝居してた感動した

帰りに本人まるちゃんが傍に居るのに　それを知らないお客さんが
「白石まるみ渋い演技してた！」って褒めてたもんね　　　　　　　　

映画の感想ですが・・・・・
失礼ながらこんな感動する映画だと思いませんでした　
洋画好きで邦画を映画館で観る事がなかった私ですが　邦画でこんなに感動できたことがまた自分の中でとても感激でした

映画を観る前に　ネットである程度予習していったのですが
予習の段階で「理容学校の暗いお話？　面白くないのかも・・・・」って
勝手に思い込んでました

私はモデルの下っ端時代　理容学校や着付けスクールのモデルをやっとこともあり
また「お笑いスター誕生」のアシスタント時代　収録が代々木の山野愛子ホールだったので
理容学校に何となく縁があり　勝手に地味ーーーなイメージを抱き　ロケ地は代々木だったのかなぁ？なんて想像しながらどんどんストーリーの深みにはまって行きました

登校拒否、複雑な親子関係による確執などの　悩みをかかえる多感期の青年を演じる窪田正孝君
彼の演技と存在感にドキュン！！やられました
彼が心を開いていくと同時にどんどん顔の表情が和らぎ出せなかった感情を言葉で表現できるようになると　人間関係の距離が縮まってゆく・・・・
思わず我が子のように抱きしめたくなるほど　そのせりふの一つ一つ言い回しがナチュラルで
今後もどんな役どころで活躍するのかとても気になる俳優さんです

まるちゃんはその彼の義母役を演じたのですが　聞くと今とても活躍してる役者さんだそう
なるほど納得です

エンドロールで　理容学校で登場した生徒さんたちの活き活きとした笑顔の写真がこれまた素敵で　暗いなんてイメージが一気に吹き飛びました（ごめんなさい）

「シザーズ（はさみ）は人の働きかけに似ている上が動く刃、下が受け止める刃」
映画の中のせりふです　
このメッセージ　凄く響きました

素敵な映画と出会えました　これもご縁だよね　まるちゃん

そして映画の帰りにゲーセンでプリクラ撮って遊びました

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