北極の氷は太陽の熱エネルギーを宇宙にはね返すため、地球の熱吸収量を減らして
います。しかし、氷が溶け海面が現れると、熱が吸収されてしまいますので、地球
の温暖化を進めることになります。

さらに恐れられているのは、アラスカやシベリアの永久凍土が融けるというもので
す。

シベリアやアラスカは永久凍土の上に人が住み、建設物が載っているため、永久凍
土が融けると、人的被害が出る可能性もあります。

特にシベリアやアラスカは資源が豊富で石油パイプラインなども敷設されています
から、これらが破壊されると、被害は甚大になります。

さらに、永久凍土には二酸化炭素の20倍も強力な温室効果を持つ、メタンガスが含
まれており、これが大気中に出ると、温暖化はさらに加速するといわれています。

北極の氷が溶けても直接的に被害が出てくることは無いかもしれませんが、間接的
に私たちに危機は忍び寄っています。



この深刻な状況にもかかわらず、北極の氷が溶けるのを虎視眈々と狙っている人々
がいます。

北極海の下に眠る多大な資源を獲得したい人々です。

すでにロシアやアメリカでは北極圏の資源争いが始まり、奪い合いの前兆が見え始
めています。

化石燃料を始めとする資源の乱獲がこの人類の危機を招いているのに、さらに乱獲
しようというのは、あまりにも知恵がないように思えますが、どう思われますか?

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就農ライフスタイルが徐々に広まっています。

 都会の生活は朝から晩まで働き尽くしで、家族との会話も減り、余暇を楽しむこ
ともできない。

 余暇や余裕を求めて働いたはずが、ストレスは増える一方で悪循環に陥ってい
る。

 こんなライフスタイルを脱却して、農業をしよう。

 農業をすれば、自然に活かされていることを感じ、食事はおいしいし家族との時
間も持てる。体力がつき、感性が鋭くなり、心が豊かに
 なる。

 日本の食料自給率はわずか40%しかない、自らが食料を作り、食べる地産地消
を進め、自給率の回復にも役立つ。


 このようなメリットが多くあり、確かに農業を始めることは理想形のように思え
ます。



 でも、そもそも農業は環境に優しいのでしょうか?eco検定対策





人類が農業を始めたのは1万年前といわれています。日本では
 2千年前です。

 人類が誕生したのは約20万年前ですから、19万年間人類は
 どうやって食べて生きてきたのでしょうか。

 狩猟採集です。

 この狩猟採集時代、実は、人類は比較的豊かな生活をしてきたと
 言われています。

 自然を崇め、動物との良好な関係を気づき、栄養価の高い食料を
 食べることで、健康で、長時間の余暇があり、長生きしたそうです。

 獲物を多くとりすぎることは、自然からのしっぺ返しを食らう
 ことになるため、必要なだけ「いのち」を頂く。

 このような人たちは、親切で寛容で、思いやりがあり、誠実で
 あったのではないかといわれています。

 事実現在少数生き残っているイヌイットやアボリジニなどの
 狩猟採集のライフスタイルの生きかたにそれが現れています。


 狩猟採集民は、自然と共生していたのです。


 ところが、農業というライフスタイルが現れました。


 木を切り、開墾し、稲の種を植え、収穫するというスタイルです。


 なぜ、豊かな狩猟採集から農業に移行し始めたのかは、
 よくわかりません。


 狩猟採集が行き過ぎて、飢えが始まったのかもしれませんし、
 前から農業をしたかったのだけれども、道具が無かったところに、
 青銅器がやってきたことで、できるようになったからかもしれません。


 ひょっとしたら、農業をやり始めた人のスタイルが格好よく
 写って、我先にとブームになったのかもしれません。

 農業には土地が必要です。

 農業をやり始めた人が、どんどん土地を奪い始め、狩猟採集民の
 大切な自然を奪い始めたために、狩猟採集ができなくなったことで
 農業へのシフトが加速したのかもしれません。


 農業とは、木を切り、根を取り除き、石を取り除き、土地を開墾する
 ことから始まります。

 収穫量を維持するためには、土に種を植えたあと、水を与え、
 虫や動物の侵入を防ぎ、雑草を引き抜きつづけなければいけません。

 家族を養うためには、収穫量を増やす必要があり、そのためには
 土地をもっと必要とします。

 土地を開墾し、水をやり、虫や動物の侵入を防ぎ、雑草を引き抜く
 ためには、人手が必要になります。


 狩猟採集時代には希薄だった人と人との関係は濃くなり、
 ムラや組織を必要とし始めます。


 組織の力を強くするために、リーダーが現れ、リーダーは富と
 地位を得ようとするために、さらに土地を必要とします。


 集団は大きくなり、土地の奪い合いが始まり、戦いがおこります。


 こうやってみていくと、農業の歴史は自然と共生した歴史ではなく、
 そのほとんどが自然に対抗し、自然を破壊し、征服していく歴史
 であったように見えてきます。

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日本の食糧自給率はわずか40%しかないとよく言われています。

では、日本のエネルギー自給率はどのくらいかご存知でしょうか?



実はわずか4%しかありません。



日本には石油や石炭、天然ガスなどがなく、エネルギーのほとんどを
輸入に頼っています。

自給できているのは水力だけです。


そのため、日本では輸入エネルギーを大切に使おうと、
エネルギー効率を高める技術開発が行われてきました。


でも、ふと思うことがあります。

もし、輸入に頼らずにエネルギーを作り出す技術開発を
もっとすすめたら、今頃どうなっていたのだろうかと。


石油や石炭、天然ガスには及ばなくても、私たちの身の回りには
多くのエネルギーがあります。


本当にあるんですよ。

水力、風力、太陽光、太陽熱、薪、バイオガス、温泉、、、、

などなどです。



江戸時代は薪や菜種油、馬や牛がエネルギー源でした。

小さな力で大きなものを動かすような機械もありました。

オランダでは水力を利用して粉をひいていました。


中国やアジアの農村では、家畜の豚の糞尿から発生するメタンガス
をガスコンロに引いて、調理に使っているところもあります。

太陽光や太陽熱をエネルギー源にしている方もいるでしょう。


石油や石炭がないところや時代には、身近なエネルギー源を
うまく利用して生活にとりいれていたのです。


私たちには身近なエネルギー源があるのに、それを使う知恵を
どこかに置き忘れてしまっただけなのです。

エネルギーは誰かから買うものだと思っていませんか?


そこで、今回のチャレンジは「身近なエネルギーを探そう」です。


あなたの生活のエネルギー自給率はどのくらいでしょう?

身近なエネルギーを探して、暮らしに取り入れてはいかがですか?eco検定対策





地球の資源には、すでに貯められているものと新しく生みだされるものがありま
す。

 私たち人間はその資源を使っていますので、

  (すでにある資源+新しく生み出される資源)-消費する資源

 この値が、マイナスになっていると、いつか資源はなくなります。


 家計と同じです。

  (貯金+今月の給料)-今月の消費

 これがマイナスになっていれば、いつか破綻します。


 この値をプラス、少なくともゼロにすることが持続可能な資源の使い方です。


 何億年もかけて作られた資源を、あっという間に再生不可能な形にしてしまうよ
うな無駄な使い方はやめなければなりません。

 再生可能な資源を有効活用すること、資源の使う量を減らすこと、 資源を新し
く作ること。

 こういう使い方が求められます。

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先日、日本の太陽光発電の導入量が、世界3位に後退したというニュースが報じら
れました。

 2005年にドイツに抜かれ、とうとうスペインにも抜かれたというのです。


 これも政府が太陽光発電の助成を打ち切ったことが影響しています。

 ドイツやスペインは大規模な太陽光発電への助成を行い、 あっという間に導入
量を増やしました。

 特にスペインの導入の早さが驚きです。

 わずか1年で170万キロワットの太陽光発電設備を導入したのです。

 スペインの合計発電容量が230万キロワットですから、わずか1年で、4倍に
増やしたことになります。



 国や政府、自治体、民間、そして国民が意思を一つにすれば、スペインのような
ことが可能なのです。


 世界有数の資源を持つ日本は、スペインやフィリピンに大きく見習うべきではな
いでしょうか?

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