5月22日被災地福島~宮城を回りました。その時に学んだことを何回かに分けて書きます。


震災のときに、食料・物資に一切困らなかった人に会いました。 

震災直後、その人の元には知人が物資を届けてくれたり、足りないものはないか聞いてわざわざ調達してきてくれたりしたそうです。
そのおかげで、その人は物資が余ってしまってみんなに分けたくらいでした。

震災が起こって、モノが無くて困った人がほとんどだと思います。

私もそれが普通だと思っていました。

だからみんな買いだめに走ったりするのです。

では物資に困らなかった人は何故そうなったのか?それには理由があります。

それは普段この人は全く損得抜きで人のために動いていたからです。
見返りを期待して、何かをするということをしてないからです。

そうすることで、徳を積んでいたんだと思います。

論語でいう君子でしょうか。

今回被災地の見学に誘ってくれたのも当日の全てのアレンジとドライバーをしてくださったのもその人なので、私は『ああ、この人はいつもこうしてて、だから人が助けようとするんだ』と自然と納得できました。
自分も少しでも近づきたいと感じ、価値観が変わった経験でした。