了解であります、タバル殿。
と、いうわけで
最近人としてのラインを踏み越えそうでギリギリな森林がようやく報告いたします。
1.BMC投入結果は?!
導入数(個) |
回収数(個) |
回収率(%) |
4840 |
2350 |
48.6 |
今回は去年に比べて回収率が落ちてしまったんですねー。手元に資料がありませんが、去年は七割ぐらいでしたよね?ただし、回収率五割っていうのは妥当なところだそうです。「驚くほど低い!!」...っていうわけではありません。
原因としては、企画団体の方々が余りをそれぞれ持ちかえってしまったことが考えられますね。
さてここでおさらい。
リユースカップ実験の目的は
l 使用、回収、洗浄、補充のサイクルを作れるか?
l ゴミ削減効果はあるのか?
を調査することでした。
で、結果です。
導入数(個) |
回収数(個) |
回収率(%) |
1710 |
1689 |
98.8 |
結構ちゃんと回収できてますね。そして!
生協で洗浄させていただいた
三日目には足りなくなった団体に補充した
といったこともできました。実験対象団体が少なかったとはいえ、このシステムは上手く機能したようです。
ではゴミ削減効果。
使用数(個) |
紛失数(個) |
リユース数(個) |
1000 |
31 |
969 |
プラスチックカップ一つ分の重さは1.9g
一団体の平均カップ使用個数は171.6個
よって、
実験による直接のゴミ削減効果は、1.9×969=1841g
全企画団体(130団体)が飲み物を取り扱い、リユースカップを使った場合の削減効果は
1.9g×171.6×130=42.039kg
えー、ちなみに去年のホっかる由来の古紙は1030kgでした。このことを考えてもやっぱりカップだけでは削減効果は殆どありませんね。
<結論>
本格的導入は要見当ですが、ここで築いたリユースシステムは今後活用していけそうです。
最後に、こんな行き当たりばったりな実験をさせてくださった
Ecoaのみなさん、協力団体の方々、六本松生協さん...お世話になったすべての方々へ、
本当にありがとうございました。
2008.12.19. 森林
↓Special thanks 成松さん;バイオマスカップの使い方。