twitterを拝見しておりますと、『決してその本人を目の前にしては言うことはできないような過激なことを、平気で言っている人が多いこと』に気づきます。

しかし、それはtwitterに限りません。youtubeのコメント、2ch、Amazonのレビュー…などの、ありとあらゆるネットの書き込みがそのような性質を持っていると思います。

僕としては、誰が書いてるか分からないという特徴を持つネット上だからといって、自分の格を落とすようなコトは書かないよう努めたいと思っています。(落とすような格があるか？それは別の問題です…)

でも、なぜ私たちは「気づいたら残酷なことを書いてしまう」のでしょう。ずっと疑問です。

で、最近ある答えを思いつきました。

1.何か考えるときは、残酷な言葉を使っている。その方が、スッキリ考えることができるから。

2.話をするときは、その考えていることをオブラートに包む。余計な人間関係のいざこざは起こしたくないから。

3.ネット上で書き込みをするときは、考えていることを残酷なコトバのまま書く。自分が誰だか周りには分からないから、いちいちらオブラートに包む必要はないから。

こんな感じです。つか、オブラートって最近の子は分かるんでしょか？もう今は美味しい薬も開発されて、オブラートなんてなくなってしまったのかもしれませんね。ちなみに、「苦い薬はそのままだと飲めない。そこで、薄くて、味のない紙に包んで飲むのだが、その薄い紙をオブラートという」のです。転じて、言いにくいことを言うときに、できるだけ丸く言って、相手を傷つけないようにすることを「オブラートに包んでしゃべる」と言います。

話が逸れすぎて、本題に戻ってくるのを忘れかけました。本題は「なぜネット上では残酷なものの言い方をしてしまうのか」でした。

上で僕の考えは述べましたが、「そりゃそうだろ。バカなの？」とか思いませんでしたか？それです、それが上の1番の『残酷なコトバで考えてる』ということなんです。

今回は「思考自体が残酷なんだ！」が発見でした。

振り返ってみると、テレビのタレントを見ても、我々はすぐに考えてしまいます。

「うやっ、演技へてぇ～」

「き、きんもー。よくテレビでるよな」

「アタマ悪ーい、おれのほうがアタマいーい」

などなど…。なんて残酷な脳みそなんでしょか。これを、そのまま書いてしまうのがネットです。だから、ネットは殺伐となる。そう思います。

では！

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残酷な思考のカイロ