こんにちは。
エコあんしん行政書士・安藤紳次(あんどうしんじ)です。
今回からは、「SDGs実践入門」(泉貴嗣著:株式会社技術評論社 2021年発行)を参考にしております。
「SDGs」について、前回(26)までは基礎編とし、今回からはビジネスとの関わりで実践編としてまたいろいろと書いていこうと思います。
企業において、旧来のビジネス観は「SDGs」においては大きな変化を求められています。
たとえば、「自然災害はめったに起こらないので、対策は過大なコストだから不要」から、「自然災害は多発するので、ビジネス継続のためには対策が必要」と変化しなくてはならないのです。
「SDGs」の目標13は(8)で書きましたが、「気候変動に具体的な対策を」とあります。
自然災害の多くは、地球温暖化に伴う気候変動の結果で起きています。
そして、気候変動の多くの原因は、企業の経済活動に由来するものです。
そして、企業の持続可能性にとって深刻な脅威となっています。
企業は「SDGs」に示された目標をもとに今までの考えを改め、気候変動が引き起こす自然災害への対策を「ビジネス継続のための投資」として取り組む必要があるのです。
では、今回はここまで。