日本の競馬は、春シーズンは3歳クラシックが中心で、桜花賞、オークス、皐月賞、ダービーとNHKマイルカップを目指して激戦が行われています。不足しているのはスプリント戦で、今は葵ステークスが一応チャンピオンレースという形ですが、路線が少なく、強いスプリンターは中々現れません。ダート部門は地方に任せているような形態ですが、3歳ダートのチャンピオンを決めるレースとしてジャパンダートダービーがあります。来年から名称が「ジャパンダートクラシック」と改称され、10月上旬に施行時期も変更となります。ということで、今年7月12日が最後のジャパンダートダービーというわけです。
各地でダービーと名の付くレースは行われています。1着賞金700万の石川ダービーから5000万の東京ダービーまで8レースが地区のチャンピオンを生み出しています。今年は豊作で各地のダービー馬はかなりのレベルだと感じます。石川ダービー馬のショウガタップリは牝馬で10連勝しています。父はエスポワールシチーです。高知ダービー馬のユメノホノオも13戦11勝。ダービーでは大差勝ちでした。父はバトルプランです。北海ダービーのベルピットも9戦7勝父はパイロです。兵庫ダービーのスマイルミーシャは牝馬で7戦6勝。父はカレンブラックヒル。岩手ダービーは、牝馬のミニアチュールで何と18戦を消化して8勝。父はラブリーデイ。東海ダービーはここも牝馬でセブンカラーズ。8戦無敗で大差勝ちの多い怪物牝馬です。ダービーでは3馬身差勝ちでした。父はコパノリッキーです。九州ダービーはテクノゴールドで10戦4勝。父はモーリスです。そして、大井の東京ダービーは、ミックファイアで5戦5勝。6馬身差の圧勝でした。父はシニスターミニスターです。これらがジャパンダートダービーに出てくれればいいのですが、やはり地域の実力差は拭えず、南関東以外で中々挑戦する馬は少ないようです。もちろん中央馬の壁は厚いのですが、来年からの全日本的なダート競走の体系整備に向かって、地方も力をつけて行かねばなりません。
今年の中央馬のダート路線を見ると例年以上の逸材が揃っている感じがします。今回登録してこなかった馬の中にも相当な馬がいますが、ここは、前走の兵庫チャンピオンシップを6馬身差で勝ったミトノオーと青竜Sを快勝したユティタムが抜けているようです。地方馬では、先ほど紹介した東京ダービー馬のミックファイアがどこまで迫れるかが楽しみです。BS11で中継もありますので、注目しましょう。