少し前でしたが、有馬記念を勝ったブラストワンピースが乗馬になったことを知りました。有馬記念を始め重賞5勝のハービンジャー産駒が何故種牡馬になれないのか疑問に思いました。有馬記念を勝って種牡馬になれなかった馬などあまり聞いたことがなかったからです。あのダイユウサクだって種牡馬になったのです(失礼!)短い期間でしたが、ダイユウサクは少ない産駒から地方の重賞馬も出しています。ブラストワンピースは名馬ハービンジャーの産駒で貴重なデインヒルの後継馬とも考えられますが、何故だったんでしょう。
思い出すのは、コスモバルクの事です。地方競馬在籍のまま中央競馬で大活躍した北海道営所属の人気馬でした。阪神でのラジオたんぱ杯2歳Sを見た私はこの馬の強さに驚きました。ずっと注目していましたが、惜しいところで皐月賞は逃がしましたが、三冠レースを皆勤しました。ダービーの時のラフィアンの聡司岡田繁幸さんのパドックでの熱意には少し驚きました。五十嵐騎手に付きっ切りで何か檄を飛ばしていました。作戦などはすでに伝えられているはずと思っていた私は、あれでは五十嵐騎手が可哀そうだと思いました。ここまで来たら簡単な言葉で送り出してやるのが最善だと思います。初めてのダービー騎乗で五十嵐騎手の頭は真っ白になっていたのではと想像します。案の定引っかかって末脚を失くしてしまいました。岡田さんもバルク引退の時は五十嵐騎手に、あの時はすまなかったと言ったと聞いています。
シンガポール国際レースで海外GⅠを勝利し、種牡馬になると思われていたのに何故か功労馬という事になってしまいました。父のザグレブが全く駄目というわけではないはずで、他にコスモサンビームも出しています。バルク自身、馬体もよく、48戦もタフに走りぬき、早熟性にも富んだ馬でした。10歳でアイルランドで現役復帰の話が出た時は驚きました。一体何を求めているんだろうと・・・。セントライト記念で日本レコードを出したのは、母の父トウショウボーイの血ではないかと私は思っています。そのスピードを産駒に伝えてほしかった。まあ、素人が何を言っても栓がないですが、少しでも試せなかったのかと残念に思います。ファンが多い馬でしたからね。以前の岡田さんなら・・・。グランパズドリームを種牡馬にしたほどでしたから。
ブラストワンピースと同じく有馬記念を勝つなど活躍したゴールドアクターが今シーズンの新種牡馬として登場しています。まだこれといった産駒は出ていませんが、ブラストワンピースと何が違うのか?確かに父のスクリーンヒーローは活躍馬を多く出しています。ハービンジャーよりその点は優位との考えでしょうか。ファンにとっては引退後も気になる馬は沢山います。かつては内国産は軽んじられていましたが、今は逆転して、余計に産駒が見てみたいと思うファンも増えています。そういう点では血統の王道を行く国になったと思えますね。まぁ、はたして種牡馬が幸せなのかとも考えますが・・・。
今週はエリザベス女王杯。ここも世代間対決が見ものです。出走18頭の年齢別内訳は、3歳5頭、4歳2頭、5歳10頭、6歳1頭です。4歳がわずか2頭とはどうしたのでしょう。勢いのあったこの世代が成長力に陰りが見えます。一筋縄ではいかないメンバーですし、雨予報も出ています。ここは強い3歳中心に考えて平凡ですが、スタニングローズとナミュールの3歳馬2頭軸の3連複流しで楽しむことにします。