サブスクの時代にCDを買うか買わぬか問題 | ☆青空 Interceptor☆

サブスクの時代にCDを買うか買わぬか問題

便利な世の中になったもんで、固定利用料金を払えば登録されている曲は聞き放題
なんていうサブスクリプションサービスがシェアをどんどん拡大している
そんな中でCDを買うか買わないかという話


結論から書いてしまうと、僕は買うし音楽サブスクは利用しない

 

最近はCDにイベント申し込み券だの握手だの、

リリイベブースト等の付加価値をつけて売っていて、それに対してはとても嫌悪感アリアリなわけで

そういう付加価値関係なく純粋な音楽CDとして僕は買う

 

理由はいくつかあるが一番の理由としては
「聞きたい曲が配信されていない」ということと「いろんな曲に興味がない」
というこの2点の複合的な理由により、音楽サブスクに価値を見出していない

これに合わせて
「通信料金が発生している」「手元に残るわけではないのでサービス終了=曲の終了」
「CDを使わなければいけない状況が一生に数回あるかもしれない」
というのがあげられる


サブスクリプションというサービスに対しては嫌だと思ったことはないし、
音楽以外のサブスクは自分でも利用はしているので良いサービスだと思うが、
単純に僕の使用用途に全く合っていないというだけの話ではある

一応各理由に関して色々書いてみたいと思う

 

 

①「聞きたい音楽が配信されていない」

 

多分これをTwitterのリンクから見に来ている方は9割知っていると思うが、
僕はI've Soundのファンであり、趣味においてこれ以外を捨てろと言われたら
簡単に捨てられるくらいにはファンである

最近のI've Soundは配信にも力を入れているので新曲に関しては配信されているが
昔の楽曲は全く配信されていない・・・ので僕にはこの
音楽のサブスクというのには利用価値が見いだせない

例えるなら演歌しか配信されていないサブスクにお金出す?という話

演歌好きな人は喜んで出すと思うが、僕はそうではない

 

 

②「いろんな曲に興味がない」

 

サブスクの利点として、少額の固定金額でたくさんの曲を聞けるというのがある
が、例えば月500円払って聞き放題だったとしても、いざ聞くってなるとそんなに聞くかというところ
多分聞く人はいる

 

いろんな音楽に興味を持って、それこそアニサマとかのフェスで予習として出るアーティスト
全員の曲を覚えるみたいな気力だったり、やる気や興味を持てば

僕自身これに驚くほど興味がない

 

実際I've Sound以外聞いていないのか?と言ったら聞いている
なるべくいろんな音楽が耳に入るような努力はしている方だと思うが、
これがまた全くピンとこない

多分好きなサウンドの方向性というのが完全に固定されてしまっているので
聞いても耳に残らないし、また聴こうとか、お金出して買おうというまで興味が湧かない

 

当然湧くのもある
!?ってなって次の日には全部CD買ってるとか全然あるが、
多分今まで生きてきていろんな音楽を聴いている中で、ある程度の基準が出来上がってて
それに満たないとあまり興味を示さないというのも多分ある

 

 

この2点がサブスクを使わない理由の7割くらいを占めていると思う

 

それプラスで


③「聞くのに通信料が発生している」

 

まぁこれが許せない
今のサブスクはキャッシュも残ってある程度聞けるのかもしれんが、
基本的に通信インフラあってこそのサービスであり、
その通信費用を払っているのは自分である

通信できないときに聞けないというストレスと
音楽を聴くためには通信回線が必要というこれが多分僕の音楽に対しての利用に合ってない


音楽に対してというだけで、サブスク自体は利用している
「楽天magazine」と「Amazon Prime Video」の2つ

 

前者
僕の行動範囲に本屋がないので、雑誌の立ち読みがあまりできない
(立ち読み否定もあるが、本屋で働いたうえで配本という制度を使ってる
 書籍分野において立ち読みは合法と考えてる)
し、毎週、毎月は買わないけどたまーに買いたくなる雑誌がある

楽天magazineは月大体300円くらい
配信されている雑誌の中で2ケタくらいは読めるなら読みたい雑誌というのがあったので
これはほぼ即決で利用を開始した

基本的に部屋でしか雑誌は読まないため、
通信は家に引いている光回線を使えば問題ないし、気になる記事はスクショできる
一応DLもできるけど、そんなに外に持ち出してまで読むこともないし
コストパフォーマンスの面でダントツに良い
すっと取っておきたいとも思わないので、欲しいと思ったやつは買うけれども
基本的にこれですべてが足りる

 

後者
通販をむっちゃ使うのでそのおまけで利用しているようなもの

 

 

④「手元に残るわけではないのでサービス終了=曲の終了」

 

もともとCDというものに抵抗がないというのもある
I've Soundというのは特殊なもので、8800円のエロゲを買うと特典として
楽曲CDが付いてくることがある

 

これが実に画期的な発明で、I've Soundは曲の権利を売るわけではなく
I've Soundの曲を主題歌として利用してもよいという権利を売っている
ので、楽曲の版元はI've Soundに存在しているという
これを20年も前に始めていたというのだから、ビジュアルアーツの馬場社長は天才だわ

 

なので
CDを購入するという行為に対して世代的に全く抵抗がないというのがある

 

前述したI've Soundだが、主題歌となったエロゲメーカーは山ほどあるし、
もう【新品】で手に入らない曲がある中で【CD】という形に残っているものが
実は世の中にたくさんある・・・枚数は限られているが

この中古のCDをめぐって駿河屋で秒単位の争いが起きているわけだが、
配信することができない曲を、こうやって現物として購入できるというのがCDの利点


これをサブスクに置き換えた時・・・
何か問題が発生して一斉にサブスクからこの楽曲が聞けなくなったとき
それはもう一生何があっても聞けない音楽になってしまうリスクがある

CDを購入するということは、保険というかリスク回避につながっているというのもある
好きな曲を聞き続けるための手段としてCD購入という行為を行っている

実際1度買ったらあまりCDに触れることはないし、棚に入れる
けれども何かのトラブルでデータが飛んでしまったりしたときに、
CDというのはなかなかに役が立つ

 

 

⑤「CDを使わなければいけない状況が一生に数回あるかもしれない」

 

結婚式は持ち込みのCD以外は使えないルールで
手焼きなんてもちろんNGで、配信限定楽曲は利用できない
カスラック的に、サブスクの曲を利用できるとも思えないのでまぁこうなる
CD持ってよかったという場面、多分一生に数回あるかないかだけれども
多分その1回は死ぬほど後悔する1回な上に、そんなに高い掛け金かと言ったらそうでもない

 

というわけで僕の中の音楽サブスクの位置ですが
便利かもしれないけど役に立たない
というのが一番しっくりくる理由かなと思います


まぁ後はオタク的なやつで、並んでるのが気持ちいいとかあるけどw