今日は飯能のメッツァにあるハイパーミュージアム飯能へ行ってきました。


ムーミンバレーパークのほうが有名かな。


ミュージアムは思ったよりこじんまりした施設でしたが宮沢湖を望み、森の香りが良い場所で気持ちが良かったです。


春先の若葉、紅葉の頃は本当に美しくて散策するにはいいかも。


ミュージアムに行ったのは、大好きなjunaidaさんの『THE WHISPERING GARDEN』という展覧会を観るためでした。


たまたまインスタグラムで好きな投稿者の方がハンガンさんの『涙の箱』という本をポストしていて、その装丁の表紙を見た時「あれ?」と思い、調べたら大好きなjunaidaさんが書かれていたのでした。

 


 

 

 

 

 

最初に好きになったのは絵本の『の』という本の表紙の赤コートの女の子の帽子の縁取りの美しさ。


今回は好きな投稿者の方の『涙の箱』のポストを見て嬉しくなって、友達に


好きなんだよ!


という話をしたらメッツァで原画の展覧会やってるから行ってみなよと言われ、妹からも同様に行ってみなよ!と言われて、背中を押されて行ってみることにしました。


つらつら今後の予定を考えると、行くなら、もう今日しかなかった。


なんていうんですか、私しゃ大好きでもなんでも、面倒くさいや疲れちゃうかもと思うと、介護優先の立場として、体力温存優先になるし、なんかあった時に戻らなきゃいけないかと思うとソワソワして集中できないし、時間に余裕がないのでゆっくりできないのがさらに嫌で、展覧会や美術展などなど行きたいけどあんまり行きたくないのですが(笑)、ちょっと最近ずっとテーマや言葉として


🌲森🌲


が来てるもんで(笑)メッツァ(metsä:フィンランド語の「森」なんですって💦)行ってみようかと。


ビューンと行って、さささと観て、また、ビューンと帰って来よう(遠い目)と、かなり気分を奮い立たせ行ってきました。


行っただけのことがあって、幸せな時間を過ごせました。


福山雅治さんの『クスノキ-500年の風に吹かれて-』のミュージックビデオのアニメの原画もやられてるんですね。


そして、ミュージアムでヘッドホンつけて見せていただけました。


ちょっぴり泣いてしまうくらい美しいです。



これまた私の長崎の人生の先輩であり心友の方とたまたま夏にこの原爆クスノキの話をしたばかりだったので、なんか繋がりも感じ、タイムリーでした。


原画展っていいもんですね。


観てると描いてる方のエネルギーとかパワーが伝わってきて。


ほんとね、いいんですよ。


心惹かれた絵があったのが谷川俊太郎さんと共作の

 

 

の中の砂時計の中に落ちる絵、あと、私のまちという絵。


未発表だったかな?キノコの絵。


ますます魅了されました。


junaidaさん、お作が多くて、ミュージアムショップにも立ち寄ったのですがあれもこれも欲しくなって大変でした。


ああ、あれもそうか、これもそうか、と置いてある本を見て驚きました。


本の装丁見てジャケ買い対象ばかりです(笑)


買わない買わない買わない···と念仏を唱えながらもハンガンさんの本だけは買いました。


ミュージアムショップでハンガンさんの『涙の箱』を購入して、帰り道のバス停でバスを待ちながら読んでいました。


本文の中に登場するおじさんが


『「······空が涙を流していらっしゃる」』


と話すシーンを読んでいる時に急にボタボタボタと雨が実際降って来て地面を濡らし、え?!今?とひとり驚いてました。


今日の空も泣いてるのかしらと思いました。


そして、我が家の最寄りの駅に着いた時は、もう、だいぶ降ったあとのようでしたが、私は全然濡れずに帰ってくることができました。


ちょいと忙しかったですが友達と妹の言葉に従って行って良かったです。


2人がそんな天啓をまた私に与えてくれますように!