私が初めてパラレルキャリア
(本業と並行して行う活動)
をしたのは
着物講師と着付け師でした。
というと、元々着物に
興味があったのですか?
と聞かれることが多いのですが
元々、着物講師に
なりたかったわけでも
着物に興味があったわけでもなくて
茶道を習っていて
一人で着物が着られないと困る…
という状況になり
着物教室に通い始めたんです。
そのため、とりあえず一人で
着られるようになったらやめよう
くらいの気持ちで。
でも、気がついたら
着物の魅力にとりつかれて
講師にまでなっていたのです。
着物講師の魅力
私が担当していたのは
全くの初心者の方が
15分で着物を着られるようになるというクラス。
初めは 着物の着方はもちろん
着物の名称も何もわからない生徒さんに
一から教えていきます。
皆さん徐々に着られるようになっていくと
本当に楽しそうに表情が変わってくるんです。
もうその姿を見るのが
楽しくて、嬉しくて
教えるということに
どんどんはまっていってしまいました。
当時私はまだ20代だったので
教えている方はほとんど自分より年上
でも私にとっては
皆さんとても可愛い生徒さんでした。
着付け師の魅力
着付け師になるとは
着物講師以上に想像していませんでした。
私の通っていた着物学校では
「着物を着る」ことの
次のステップとして
着付けを覚えるというクラスがあり
着物の魅力にはまってしまった私は
そのクラスを受講し気づいたら着付け師になっていたのです。
着付け師の出番といえば成人式!
早朝から午前中までに
大勢の着付けをします。
私の学校では二人一組になり
約15分程度で
お一人の着付けを終わらせます。
舞台裏は戦場です。
ただいらっしゃった時は
今時の茶髪の女の子が
ヘアセットして
素敵な振袖を着ると
しゃべり方や動作まで変わって
まさに大和撫子に変身していく。
初めての着物に嬉しそうに
している姿が
本当に可愛くて
有難うございますと言われるたびに
こちらこそ有難うな気持ちで
いっぱいになりました。
こちらの着物学校では 先生や生徒さんが
一堂に会す 300人規模の パーティーで
司会をさせていただいたり
本当に色々な経験をさせて頂きました。
パラレルキャリアをしてわかったこと
着物の仕事をして
・人に教えるのが好き
・人が成長する姿や喜ぶ姿を見るのが好き
という事に気づかせてもらいました。
また 会社では教えられる立場が
多かったのですが
教えるという立場になって
教える側が考えていること
どういう人が伸びるかということも
学ぶことができました。
そして、複数の仕事を並行してすることによって
以前の私は
仕事でうまくいかないことがあると
それをプライベートや週末にまで
引きずるタイプだったのですが
良い意味で一つの仕事での失敗を引っ張らない
一つのことに執着しすぎなくなりました。
着物の仕事をやめた理由
こんなに良いことだらけだった着物講師ですが
数年で辞めることに…。
なぜ辞めてしまったのか…
一言で言うと
家庭との両立が難しくなったからです。
夫の理解を得るのが難しくなったから
というのが
本当のところかもしれません。
当時私は広告宣伝の仕事をしていて
撮影などがあると
深夜に帰宅することもあるような日々。
若さで、本業も副業も家事も
全てこなそうとしていましたが
無理があったんですよね。
体調を崩すことがあったり
家族との時間が持てなくなったり
私は完璧に家事をやっているつもりでも
夫には不満が残ってしまったり…。
そんなこともあって
自分にとって、今何が一番大切かを考えて
着物講師は辞めることにしました。
でもいつか時間の余裕ができたら
また着物を教えたいなとは思っています。
パラレルで仕事をするということは
メリットも沢山あるけれど
時間をどう使っていくか
家族にどう理解してもらうか…など
色々と課題もあります。
私の場合は
全てを完璧にしようと思って
だめになってしまったパターンですが
優先順位を決めてやれば
決して出来ないことはないと思います。
ただこの時に
本業以外の仕事(活動)をすることが
本業にもプラスになるし
自分の人生を豊かにするものだと
認識することができ
その後ボランティアも含め
本業以外の活動もしようという
モチベーションに繋がっていきました!








