デーシーデース!!



出産後のお話のつづきです!



緊急帝王切開で出産した私。



とにかく赤ちゃんが無事で良かった…と胸を撫で下ろし、両親にも旦那さんにも会えて、面会は終わりになり。



一晩、リカバリールームで過ごすことに。



あとはゆっくり寝るだけだ、と思っていた夜のこと。



ズキズキと痛みが押し寄せてきました。



ま、麻酔が切れた…!!



麻酔が切れたら痛いとは言われていましたが、

想像をはるかに超える痛さ!!



悶えても叫んでも唸ってもどうにもならない痛さにナースコールを押しまくり、そのたびに



「痛み止めください!」



「さっき入れましたよ」



「もっと強いやつを…!」




「さっきも入れましたけど」




「もっと、もっと強力なやつを…!!」




「もうありません」




そんな、殺生な…😭!!



こんなやりとりが深夜まで続きました。



ナースステーションでは、あいつの言うことは気にするなというお達しが出たのではないかと思うくらい要求しました…




少しでもお腹に力が入るとこの世の終わりくらい痛く、しばらく意識が飛びそうになるほどでした。



なので、よし、そこまで私を苦しめるならば、1ミリも動かなければいいんだろ、このまま仰向けで微動だにせん、と決めました。



しかし、動いていなくても痛すぎる。



1番寝たいのに痛くてとても眠れません。



なんとか動かない作戦で進まない時間に耐えていたら、看護師さんがきて、



「同じ姿勢でいると血栓ができてしまうので、寝返りをうってください」



ね…



寝返りだと!?



少しでも動くと痛いのに寝返り!?



私は看護師さんに「無理です。絶対に無理です。痛くて痛くて耐えられません。無理です。」



と何度も訴えましたがその思いも虚しく、

見かねた看護師さんが



「多分このままだとどうにもならないので、私がお手伝いします、行きますよ、3、2、1、…



えいっ!!



と腰ごと私を横から手前に引っ張るように動かしました!!



「うわああああああ痛あああああい!!!」



と思わず絶叫。




看護師さんは出て行きました。。




今のはなんだったんだ、この世のものとは思えない無慈悲だ…(看護師さんは仕事してくれただけ)!




でもなんとかこれで許された、



とホッとしていましたが。




3時間後。



看護師さんカーテンシャッ、

「今度は反対側に寝返りを打ってください。」




な…!?!?




以下はさっきの繰り返しでした。。




ほぼ一睡もできず、痛みは増していくばかり。




そして明け方また看護師さんが来て、言いました。




「朝になったら、立ってもらいます」





!?!?!?




地獄の通達を終えて看護師さんは去りました。




私は恐怖に震えて、もう言葉も出ませんでした。




ほんとにこの世から逃げ出したいと思いました。





さあ、私は生きて帰ることができるのでしょうか…?





書いてるだけで恐怖が蘇るデーシーデシタ!!