実は、最近、息子のカンシャクが気になってます。
息子の思っていることと違う展開になると、
「思ってたんとちがーーーーーう!!」
息子は普通の子とは違うんじゃないかと思うことがあると、その日はそこそこ落ち込みます。
一歳半検診でも、アンケートの「勘が強い」にチェックした結果、発達相談の部屋に通されまして。
担当の先生に、
・保育園に慣れるのに2ヶ月以上かかったこと
・嫌なときはひっくり返って抵抗して泣くこと
・泣き出したら止まらないこと
・ご飯の食べムラが激しいこと
などなどを話したら、
「んー、ちょーぉっとこだわり屋さんねぇ〜」と言われました。
私としては「まぁこの年齢なら普通ですよ」と言ってもらえるのかと思ってたので、ちょっとしたショックで。
「2歳の誕生日に一度状況確認に電話しますね〜」とのことでした。
さらに、帰り際に息子が手のひらを自分に向けるバイバイをしたら、「お母さん、息子さんいつもそのバイバイなの?」と聞かれ、「そうですねー、半々くらいですかねー」と答えると
「あぁー…」
え?ナニ?なにその、感嘆???
「ん〜、とにかく、2歳のお誕生日に一度お電話しますね、お疲れ様でした。」と、先生。
(終始はっきりしない言い方)
そのあと相談室を出てからネットで検索したら、自閉症の子の中には、逆さバイバイをする子がいるそうですね。
そーか、あの感嘆は、そういう意味だったんだ。。。
正直、凹みました

息子は、言葉も30語以上喋れるし、目も合わせるし、表情もはっきりしてるし、積み木もブロックも型はめ遊びもできるんです。
だから、多分自閉ではないと思うんです。
でも、想像以上に、このときの先生の言葉が引っかかってるのかも。
先生の言葉に、私の心配スイッチが入っちゃったのかな。
今日も保育園にお迎えに行った時、保育ルームを覗いたら息子と目が合って、ニコニコしてて。
ところが先生が部屋の外まで連れて出てくれるまでの間に、お友だちに進路妨害されて。
その途端、もんのすんごい声で泣き出した息子。
保育士さんに私のところまで連れてきてもらっても、まだまだ泣き止まない。。。
わたしが抱きしめてもまだ泣きじゃくってる。
それもすごい大音量。
先生と会話もできないくらいの声。
同時お迎えだったママ友さんも、保育士さんの声が聞こえず、隣で「…え!?あ!はい!」ってすごい大きな声で会話してる。
すすす、すみましぇーん

保育園の建物を出たあとも、必死の顔で涙ポロポロこぼしながら泣いてる息子。
なんだかもうがかわいそうで。
ヨシヨシしながら抱っこしてママチャリまで連れて行っても、まだ泣いてる。
まだすごい音量。
自転車にそのまま乗せられそうになかったので、赤ちゃんみたいに(まぁまだ一歳半だし赤ちゃんだけど)抱っこして背中ポンポンしながらうろうろしてあやして。
しばらくしたら落ち着いてきたので、前カゴに座らせることができました。
後から出てこられたママ友さんと、帰り道が少し重なったので、
「うちの子泣き声めっちゃ大きいですよね、すみませんでした。」
と謝ったところ、ママ友さん、一瞬間があったあと、「んー?うん、あー腹筋強いって感じじゃない?!」
ありがとう、やさしさ!

私「旦那の帰りが遅いから、毎日一人でこの対応で。てへへ。けっこーしんどいんですよね」
ママ友さん「んー、そーでしょうねー(苦笑)」
はい、ありがとう、正直な感想!!!!

ここまで書いてみて、われながら、なにをそんなに凹んでるんだと言いたくなってくる。
そうなんです、わかってるんです。
でも…
「うちもそんなんだよー」とか「えーぜんぜん普通じゃん!」とか言って欲しかった気持ちもあって、
先月の発達相談のときの先生の表情や言葉が頭の中に残ってて、
あのときもこのときも、うちの子だけ他の子と違ったなぁという記憶とかも浮かんでくるし、
でもそんな細かいことを思い出して、気にしている自分への嫌悪感もあって、
もっと言えば、息子に『普通』であってほしいと思ってしまう自分への嫌悪感も半端なくて、
なんかもうごちゃまぜになって。
そして、機嫌もなおり、自転車の前カゴの中で「ぶーぶ!」とか「はにゃー(花)」とか指差しながら喋ってる息子が、ただただ、もだえるほど可愛くて。
なんだか夕日がにじんじまった、夏の帰り道でしたよ!
てやんでぃ!!!
はぁ、イヤだなーこのモヤモヤ。
結局今日もまた、
「息子は別に自閉症じゃないもん。
普通だもん。
むしろ頭いいもん。
↓
ちょっとよその子と違うところもあるけど、ちょっと個性的なだけだもん。
↓
だってそもそも自閉症かどうかなんて、相対的な問題だもん。
人よりちょっと気が強いだけだもん。
喜怒哀楽がはっきりしてるだけだもん。
↓
仮に医学的に自閉症ってレベルの個性の強さでも、それがどうした、別に自閉症でも幸せに生きてる人はいっぱいいるもん。
↓
いやいや、別に息子は自閉症じゃないもん。
(以下略)」
というループに飲み込まれている気がする。
すみません、今日は完全にまとまりのない内容になりました
とにかくね、こんな時は息子に言いまくるんです。
「はーちゃんダーイスキ!」
「はーちゃんは良い子!!めちゃめちゃ良い子!!」
「はーちゃんはお利口さん!」
あぁ、わかったかも。
私、とにかく何かネガティヴな評価のレッテルを、息子に貼られることが、たまらなくイヤなんだ。
そうか、それでこの怒りにも似た悲しい気持ちでいっぱいなのか。
もういいや、発達相談なんか、受けなきゃよかった。
このままで、今のままで、私は息子が大好きで、息子はお利口さんで可愛くて良い子で、もう、それだけでいいじゃん。
私も息子も、別になにも困ってないし、息子が発達障害かどうかなんて、判断してもらう必要ないよ。
発達相談って、誰のために、何のためにあるんだろう?
いや、ほんとに必要なとしてる人もいるんだろうけど。
少なくとも、私は要らなかったな〜。。。