ECを続けていると、ある瞬間から「全部自分では回らない」と感じるようになります。


SNS投稿、広告運用、商品登録、カスタマー対応…。
どれも大事だけど、時間が足りない。

 

僕も一人でEC運営をしていた頃、作業に追われすぎて「考える時間」がゼロになっていました。


そこで初めて「外注化」や「コンサルティング」の導入を真剣に考えたんです。

 

でも、最初は失敗の連続でした。
安さだけで外注を選び、納期遅延やトラブルが頻発。
「もう人に頼むのは懲り懲りだ」と思ったこともあります。

 

そんな経験を経て見えてきたのが、外注化を成功させる3つの条件です。

 

① 目的を「作業の代行」ではなく「成果の共有」にする

多くの失敗は、「何をしてほしいか」だけを伝えて終わるケースです。
でも、外注やコンサルに依頼するときは、何を達成したいかを明確にする方が大事

たとえば、

  • SNS投稿を代行してほしい → ✕

  • SNS経由の月間売上を○万円に伸ばしたい → ◎

目的を成果ベースで共有すると、依頼側と実行側の視点が揃います。
作業の質も上がり、修正コストも減ります。

僕が今でも意識しているのは、「依頼書」よりも「目標共有シート」。
納期やタスクではなく、目指す成果を軸に会話することです。

 

② コミュニケーションの透明度を見極める

外注やコンサルを選ぶ際に、一番大事なのは信頼できるパートナーかどうか。
提案内容よりも、「質問に対してどれだけ具体的に答えてくれるか」を見ます。

  • 数値の根拠を説明できるか

  • 実績を曖昧にせず開示してくれるか

  • デメリットやリスクも伝えてくれるか

この3つが揃っていれば、長期的に良い関係を築けます。

逆に、根拠のない「絶対伸びます!」という言葉だけが並ぶ会社は危険

誠実に現状分析をしてくれるパートナーほど、結果的に成果が出やすいです。

 

③ 部分委託から始める

最初から全てを任せようとすると、コストもリスクも高くなります。
おすすめは、部分的な委託から始めること。

たとえば、

  • 広告の運用だけ外注

  • 分析レポートだけ依頼

  • 戦略設計だけスポット相談

僕自身も、最初は「月1回のアドバイザー契約」から始めました。
少額でも定期的に外部の視点が入ることで、課題の発見スピードが一気に上がります。

ECは毎月トレンドが変わる世界。
社内の目線だけでは気づけない改善点を、外部が見つけてくれることが多いです。

 

 

信頼できるコンサルを探すには

最近では、単なる広告運用代行ではなく、伴走型のECコンサルティングが増えています。

現場に寄り添って課題を分析し、戦略から改善施策までをワンストップで支援してくれるパートナーは、中小ECにとって心強い存在です。

👉 ECコンサルティングジャパン
EC運営の課題を整理し、最適な戦略提案を行ってくれる会社。
「作業ではなく成果を一緒に作る」スタイルが特徴です。