新しい絵画教室はとても良い先生で想像力を伸ばしてくれるそうです。 -2ページ目
いわゆる、絵の上手い人って小さい頃に絵画教室に通ってる人もいますが、趣味でこつこつ描いていて気がついたらうまくなってたって人がほとんどだと思います。ただ、硬くるしい事ばかりだと楽しくないからと、写生大会をしたり、陶芸もどきのようなことを取り入れたりしていますし、希望があればマンガ(アニメ?)も教えています。私の通っていた予備校には、初老とか中年の人も何人かいましたね。 高学年のお子様は、さらに、 自分の手をよく見てデッサンしたり、静物をじっくり描いてみたり。絵が好きだというだけでの美大受験はちょっと無謀でした……。通信教育はいろいろと難しいと思いますので、それよりは、絵の勉強とは考えずに好きに絵を描いてみたほうがよいかもしれません。


私の周りにも26歳から描き始めて10年かけてプロになった人がいます。油絵等の洋画と大きく異なる点は制作の手順にあります。イラストレーターの教室はあまり聞いたことがありませんが・・・・・しかし画壇の中にイラストレーション部門があります。ですから、もし絵画の才を伸ばしたいのなら、まったく別のもの、たとえば童話を読むとか音楽を聴くとか、数式やパズルを解くとか、何の枠にもこだわらず、当人が今一番やりたいと思うことを自由にチャレンジさせてあげることが必要だと思います。描いていくうちに感性が研ぎ澄まされることもあります。中学生以上であれば、そろそろ絵の好みや方向性というのは見えてくると思いますので、いろいろな展覧会はそれを自覚するきっかけにもなると思います。


ですから、例えばお子さんが絵画展に行きたいと言ったら、できる範囲で良いので連れて行ってあげるとか、お母様が普段から楽しんでいるものを一緒に楽しんだりとか。才能を伸ばすのが上手い先生に出会えれば良いですが、これは縁と運なので賭けみたいなもんですよね。学年に合ったカリキュラムを組み、楽しく学ぶ場を創造したいと考えます。幼少の頃は、絵を描いたり、工作したりするのは生活の一部でしたし、私は一人で没頭して作るのが好きなタイプなので、一度も教室に行きたいと思った事はありませんでしたね。何年も浪人する生活は、金銭・精神的にもツラいですし、 作家として絵が描きたい場合は、デッサンをある程度習得したら、さっさと表現の世界に向かうベシ。なのでそこまで小さい頃からさせる必要はなく、子供が興味を覚えて「習いたい」という意思が現われてからで十分だと思います。
子供絵画教室で学ぶ風景画の技法