5月27日、海老名近隣の市で見つかった4匹の子猫兄妹の緊急保護をしました。

前の晩から雨で、物置の下に置き去りにされた生まれたばかりの赤ちゃん。目の前の幹線道路は、トラックなどが行き交う車通りの激しい場所です。

お母さんが現れず、子猫たちは雨の中で低体温が心配です。本来はお母さんが離乳まで育てた方がいいとわかってはいますが、このままでは死んでしまうかも…。と、子猫を見つけた優しい方が命を繋いでくれました。

ご縁があってえびねこの会代表が預かり、病院へ。3匹は120g、1匹は80gしかありません。へその緒もみんなついたまま。生後2,3日というところでしょうか。ネズミの子みたい。


80gの子

 

その後、猫園宅へやってきた4兄妹。80gの子を除いて、3匹は元気に手足をバタバタ。80gの子は動きも少なく、元気がありません。でもミルクは飲んでくれました。少し安心です。

 

 

3匹は黒白のハチワレ、1匹だけキジ白で一番体ががっちりしています。

ミルクも一番上手に飲めます。

 

 

お母さん、今頃必死になって子猫たちを探していることでしょう。想像すると心が痛みます。子猫たちもお母さんのぬくもりを探して、お互いの体を吸いあっています。泣けてきます泣くうさぎ

 

1~2時間おきに、ミルクを2ccずつ。ゆっくりゆっくり、むせないように、時間をかけて飲ませます。そして排尿の手助け。4匹終わったら、もうすぐに次の授乳。子猫たちのお母さーん!助けて―ーーあせる

 

 

気温は寒くはないけれど、だんごになっているのに4匹の体温はあまり高くありません。使い捨てカイロを下に差し込むと、ちょっと体温上がってきて、機嫌も良くなったみたいです。今度は熱すぎないように、の配慮も必要。生後間もない子猫を育てるのはとても大変な事で、お母さん猫って、本当に偉大だと改めて実感しています。

 

ブログを書いている間に夜が明けて空が明るくなってきました。さあ、また授乳、排尿、排便。この子達に家族が見つかって幸せに暮らしているところを想像して、がんばろう。今日は海老名文化会館でしっぽ村のセミナーが開催されます。楽しみ♪