お世話になっている同じカイロプラクティックの先輩の実家に10年ぶりに行く計画を立てました。
そんな矢先に西日本を中心とする土砂災害が発生。
豪雨で日に日に増す犠牲者。 4年前を遥かに上回る226名の尊い命が失われていきました。
災害が起こる前に計画してただけあって、気持ちは迷わず、そしてすべてがスムーズにいきました。
災害派遣等従事車両証明書を広島市に申請。その後海老名市役所へ。
東北の震災の時はこれがスムーズに行われず、手こずっておりましたが、あれから7年。とてもスムーズに取得出来た事に感謝!
そして誰にも声をかけていないのに、数日で大量の雑巾と支援金が届きました。
スコップと雑巾と支援物資で一杯になったトランク。
出発する深夜2時、2011年3月、岩手に向け出発した日を思い出しました。
尾道で8代続いたという古民家
家主は85歳老夫婦。災害が起こる前に毒蛇に噛まれ、生死を彷徨っていたとの事。
生きて戻ったら、土砂災害で家を失い、大きな石を退かそうとしたら尻もちついて腰椎圧迫骨折。
牛の世話もあるから動かないわけにいかない。。。。 脂汗かいて立ってる姿に声をかけ、施術することに。
骨折は直せないけれども、痛みは軽減出来ます。と。
↑ そしてこちら、唯一残ったこちらの着物 売っても大したお金にならないから捨てるとのこと
そんな大事なもの捨てられないので引き取って参りました。
何か作って送ってあげようと思います。
どなたか裁縫できる方いないでしょうか?
災害後、地元の高校ラグビー部の生徒さんが来て床下の泥かきしてくれてとても助かったそうです。
その後は家族だけでやっているとの事。
重機ではできない所なので、人手がもっと必要です。
被害が少ない尾道市にはボランティア数が全く足りていない様子でした。
泥かき3日後。
やっと下のコンクリートが見えてきました。
今回の広島支援、被害の少ない尾道に行ったからか、作業着を着てマスクしているのは
私たち3人とその被害にあった家族の方々だけでした。
数メートル先の人たちは普通の生活をしており、駅に行けば楽しそうに観光している人たちがいて。
作業着にガムテープで ”神奈川ボランティア 三田村” と書いているのが恥ずかしいのか?誇らしいのか?
何とも言えない感情を味わいました。
何気に気が乗って書いた今日のブログの日は海老名カイロプラクティックセンター12周年記念日でした。
祝う気にはなれませんが、気を引き締め、体が動く限りは仕事と支援をし,邁進して参りたいと思います。
ご支援して頂いた皆さまに感謝申し上げます。
海老名カイロプラクティックセンター 院長三田村真希